アルビノの金魚は宇宙を泳ぐ
黒鍵は踊る
疑うことすらしないなんて
比喩なんて嫌い
茨の淵に
数えきれないくらいだ
目を閉じる間際
たまごのような心だね
星屑が落ちてった
愛しき球体間接人形
ネガティブアンドロイド
音符で彩る君への気持ち
突き刺した楔の孔から
服の袖から覗く気配
酸性雨が降りしきり悲しみさえ溶かしていくんだ
規則的な呼吸に乗せて
我儘な王子様が膝枕を強要する
柩に花を
優雅に君は僕を捉えた
君が抱いていた僕への幻想
はかなくもろい生きもの
暴君め
鏡の向こうで君が手を振ってる
貴方は優し過ぎてこの狂気が溢れる世界では壊れてしまう
冥土の土産に口付けを