記憶の森へようこそ迷子



見上げる夜空も尽きて僕は

白昼、時々夢

迷星

影の調律師

記憶の森へようこそ迷子

かなしみよ泡になれ

空白でもいいよ君がくれるなら

完結された世界の中で

迷い焦がれて彷徨い嘲り

影絵の君

もしも花束をくれるなら

琥珀の森

深夜一時、君は夢を歩く

渡り鳥に糸を結んで

誉れあれ

この一秒が過去になっても、

無意味な言葉をあげる

お願い世界よ、あの人を嫌わないで





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