夏の記憶で十題
砂に描いたクジラ
揚羽蝶の影を浴びる
目蓋が熱い
君はワンピースを着て、サンダルを履いて
蛍のようだ
花火になるなら何色がいい?
冷めた鼻緒
水際では手を離さないでください
金魚鉢には余計なものを入れないで
林檎飴だけ残した
砂に描いたクジラ/揚羽蝶の影を浴びる/目蓋が熱い/君はワンピースを着て、サンダルを履いて/蛍のようだ/花火になるなら何色がいい?/冷めた鼻緒/水際では手を離さないでください/金魚鉢には余計なものを入れないで/林檎飴だけ残した
- 13 -
[
*前
] | [
次#
]
ページ:
「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -