◎性悪男子生徒とスネイプ※R18
こんな悪役や憎まれ役ばかり背負って、本当にあなたは不器用な人だ。俺はちいさくため息を吐くと気味の悪いドアを開く。ギィ…と扉が開く音がして、しばらくするとバタンという音が鳴った。
かつかつと部屋の中へと足を踏み入れる。なんだ、彼はいないのか?拍子抜けするほど簡単に彼の部屋に入れたことに感動しながら俺は用心のために懐にある杖を握りしめると、次の瞬間俺の後ろから声が降ってきた。
「こんなところに何の用だ」
「うっひゃあ、セブルス。驚かせないでよ」
「貴様が無断で我輩の部屋に入ってくるからだろう」
「だってセブルスが泣いてると思ったんだもん」
「………何故だ?」
「なんとなく。それで、優しいこの俺が慰めてあげようかと思ってね」
慰めるって言ったってアッチの意味だけど。だって俺、頑張れとかいう無責任な言葉掛けらんないし。気軽に頑張れって言われてもすでに頑張ってるセブルスだってむかつくだけだろ?
その点、コッチの慰めるは気が楽だ。突っ込まれて喘いで求めてイけば俺も快感。セブルスも快感。両方キモチイーこと尽くしで嫌なことも忘れられる。男同士だから子供が出来る心配はナーシ!つくづく素晴らしいと思うね。
「…言っておくが、我輩を煽ったのは貴様だからな」
「わかってるよセンセ?」
「まったく貴様は…」
そう言いながらも俺の首筋にがぶりとかぶり付くセブルスの髪の毛が当たってくすぐったい。思わず身を捩ればセブルスは俺の口に指を差し出してきたのでおとなしく口内に含み、一本一本丁寧にしゃぶった。セブルスの大きくてごつごつしている手は好きだ。いつだって優しくて温かいから。
「うぁ…、三本はやめ…っ」
「知らんな」
「っふぅ…、くるし…」
20110928
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発掘してしまった恥ずかしい遺物アッー!!
mae tsugi
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