ソーダ漬けの体
日々が弾ける
刺激を求めて三千里
コーラ先輩の跡継ぎ
パチパチとバチバチの討論
かのレモンの飲み物は語る
味付きと騙る
グラスに注がれた炭酸
色とりどりになってしまった淀みの海
勇者は全てを飲み干した
明日が来ない魔法
ループなんて誰が得する
気が狂う一秒前
これ程までに明日が恋しいとは日々に感謝しなかった報い
泣き詫びて苦しんだ
狂声が響く今日の夜
仕方がないから少しだけ
些細なことに気付かない
“今日”が終わる音がした
裏切りの秘薬
疑心暗鬼は自分殺し
呆気なく落ちた正義
燃え盛る思い出
脳筋野郎はそのままでいいです
ありきたりも悪くはない
打たれ弱い奴さん
但し泣き落としだけは効かない
裏の裏の裏の顔
腹黒さは天下一品
落ちて落ちて堕とされる
底無しの湖にでもがき続ける
ドン底から見えた笑顔
天まで登る隠し道
許されることは二度もない
名誉のために抗い続ける
逆転勝利の末に
ゾンビみたいに這い上がる
蹴落として微笑み返す
そしてそれからの出来事
不気味な程月明かりが綺麗だった
照らし出される横顔
妖艶な笑みが私を捕らえる
夢にまで出るなら出演料ください
実は虜になってる
毎晩行っても会えやしないもどかしさ
満月にだけ会えるなんて不思議ね
嬉しさのあまり抱き着く
首をがぶり。
まさか人狼だったなんてね
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