君と勝負

君と勝負

「お前を殺す」
ふいに聞こえた物騒な台詞に驚いて振り向けば、燃えたぎるような瞳がそこにある。
息を飲んだ俺に、彼は不敵な笑みを浮かべた。
「いざ、尋常に勝負!」
「えっ? ちょっと! これはそういうゲームじゃない!」
隣でコントローラーを握る彼に突っ込む。
これはただのカートだ。


「#文芸リレー」より
最後の文、台詞を最初の文にして書く

2020/04/26

<< >>


TOP
×
「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -