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2年と五条



「あ、ナマエだ」
「あかりさんの手伝いしてんのか」
「えらいね」
「……なんか犬みたいだよなぁ」
「パンダに犬って言われるとは思ってないだろうな」
「ツナマヨ」
「でも犬っぽくない?」
「まぁ犬か猫かって言ったら犬か。懐きやすいし尻尾振ってついてくるし」
「猫っぽくはないね……」
「しゃけ」

「えーナマエは猫じゃない?結構気まぐれだしツンツンしてるし。尻尾もピーン!てしてない?」
「…………」
「えっなに、その顔は」
「いや、なんていうか……」
「それは悟にだけだろ」
「懐かれてない人間にはそう見えるんだな」
「こんぶ」
「僕棘のそんなせせら笑うみたいな顔初めて見た……」
「こらナマエマウントやめなさい棘」
「明太子」
「そうだよ、つまり僕が棘の知らないナマエを知ってるってことなんだからね」
「おかか……!」
「こらナマエマウントやめなさい悟」