×
「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -









ソシャゲ



「ねえ神様このガチャ引いて」
「なにこれ、押せばいいの?」
「そう。わたしこのキャラが欲しいの」
「あー好きそうな見た目してる……はい、押した」
「…………」
「えっなに?だめだった?」
「…………神様なのに……」
「そ、そんな顔しなくても……!ちょ、もう一回チャンスちょうだい!」
「ううん……変なこと頼んでごめんね……」
「その顔がつらい!お慈悲をください!」
「……五条先生」
「うわーーっ僕にきたかーー、そうか〜〜」
「ここ押してください」
「これでドブってさっきの顔されたら僕泣いちゃうかも……はい、どーぞ」
「……」
「なにこの時間めっちゃ怖い、特級呪霊より怖い」
「…………最強なのに……」
「ぐっ……いやほらガチャ運は術式でいじれないから……」
「すじこ?」
「はっ!狗巻くん!」
「やめとけ呪言師、通りすがりでこんなことして別れるのは流石に可哀想すぎる」
「棘ほんと気をつけてね、3日くらい寝れなくなるからね」
「?おかか」
「あのね、このボタン押して欲しい」
「??…しゃけ」
「…………」
「呪言師……アーメン……」
「ああ棘……」
「……アッ!!!あ!あ!すご!あ!すごい!狗巻くん!!」
「??こんぶ??」
「きゃーーーっ!!10連で2枚でたーー!すご、えーーっ!狗巻くんだいすき!だいすき!!」
「ツ、ツナマヨ……」
「もう狗巻くんしか信じない…!だいすき……はぁ〜狗巻くん様……あいしてる……」
「ツツツツツツツナ!?」
「物欲センサーすげ〜」
「でもあれはあれで可哀想じゃない?」
「ウーン、あの顔よりはマシなのかな」