sit in the sun | ナノ

23-1


えーと、前回のおさらい!

「映、何話してるの〜?」
「あれ、ジロー起きたの?」
「うん。それで、今誰に話してたの?」
「そこは突っ込んじゃダメなのだよジロー君!」
「そっか、分かった〜!」

うんうん、ジローは素直で可愛いねー。

「回想すんならはやくしてみそ?」
「うるさいみそ。黙って聞くみそ。」

いよいよ向かえた都大会初日。
正レギュラーが3人しか居なくて不安も感じていたが、そんなことを微塵も感じさせないパーフェクトゲームを繰り広げた我らが氷帝学園。
そして大音量の氷帝コールと黄色い声に勝った私!

「そこ説明いるん?」
「当たり前!あの騒音を耐え抜いたんだよ!?グッジョブ私!」

途中で宍戸にそそのかされた事もありましたが、

「そそのかしてねぇ!」

試合に出ない他のレギュラーも応援に来てくれて、気分もテンションもあがって来た!ってところに現れた変態。

「変態って、それはないよ映ちゃん〜。」
「ってうわ、目覚めてたの!?」
「うん、今ね。」

んでまあ色々とありまして、
「省略するな。」
「うるさい跡部。もう説明疲れた。」

まるで運命の赤い糸!?のように出会った亜久津仁君に、襟首掴まれてるって現状です☆
説明終わり!

「で、そろそろ本気で苦しいんですが仁・・・!」
「あ゛!?」
「いや、マジで!ギブギブ!!」
「うるせぇ。まずはこっち来い!」
「モギャーーー!!」






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