title 歪んだ夢主
小中学生の頃、当たり前のようにあった虐め。
私は勉強もずば抜けて出来る様な人間ではなく、寧ろ下から数えた方が早い様な順番だった。
そんな私を変えてくれる人間が訪れる。
勿論、自分の努力を怠らない事で私は成績も見返す程の力を得た。
だが、高校になってこの幸せがいつまで続くのかと不安になるようになってしまった私は、ある日ワザと怪我をしてみたら妙に心が安定してしまった。
痛みや其の不自由さが、なんとなく幸と不幸の釣り合いを取ってくれるような気がして…。
其れ以来、怪我が治ってしまう度に新しい怪我を作ろうとかんがえてしまうようになる。
けれど、どうしても自然を装った怪我をするのは難しい。
また、怪我が治ってしまった。
手元のリモコンで何度も足を叩き付けている姿を目撃されて…
私は勉強もずば抜けて出来る様な人間ではなく、寧ろ下から数えた方が早い様な順番だった。
そんな私を変えてくれる人間が訪れる。
勿論、自分の努力を怠らない事で私は成績も見返す程の力を得た。
だが、高校になってこの幸せがいつまで続くのかと不安になるようになってしまった私は、ある日ワザと怪我をしてみたら妙に心が安定してしまった。
痛みや其の不自由さが、なんとなく幸と不幸の釣り合いを取ってくれるような気がして…。
其れ以来、怪我が治ってしまう度に新しい怪我を作ろうとかんがえてしまうようになる。
けれど、どうしても自然を装った怪我をするのは難しい。
また、怪我が治ってしまった。
手元のリモコンで何度も足を叩き付けている姿を目撃されて…
2015/09/09 13:21