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title オーセンティックとは

何が正しい事で何が間違っているのかわからなくなる女の子の話。



「私がゴウセルに感情を教えてあげる」

彼女はゴウセルに感情を与えてあげたかった、そんな女の子が魔族と名乗る男に自分を捧げる代わりにゴウセルに感情を与える事を契約させる。
彼女は行方不明者として一年捜索が行われて居たが、漸く目撃者から聞き付け彼女に出会った時にはゴウセルを見て微笑む彼女は其処には居なかった。

「こんにちは。ゴウセル
私は何をすれば良い?」

人形の様に繰り返される言葉。
昼も夜も認識出来なくなった彼女。

彼女の判断が誤ったものであったと知りながらも、ゴウセルは止めなかった。
自分が引き起こした結果であるからこそ、ゴウセルの胸は突き刺された様に身体に痛みを与えていく。

「何故涙が止まらない…?」

それは自分が彼女に

恋 を し て い た

から…?

「こんにちは。ゴウセル
私は何をすれば良い?」



オーセンティックとは正統、本物、信頼みたいなニュアンスで使われる。



2015/08/24 00:48

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