溺死


「クダリ」
胸の突起に舌をはわして囁けばくぐもった声で返ってくる
はぁはぁと荒い息遣いに興奮をおぼえる
すでに溶けきった最愛の人は蒸気した顔でこちらに視線を送った

「思ってたんですが」
するすると滑らかな肌をなぜ舌をはわせ
クダリを見て思ったこと

「最初のころより…良くなりましたか？」
「そんな…兄さん…恥ずかしい…よ」
この子はどうしてこうも煽るのか
こういう羞恥がまた堪らない
「クダリが感じて下さると嬉しいのです」
欲求に任せて抱くこともたまにはあるが
やはりお互い気持ちよくなりたいと思う
それが大好きな人であればあるほど

後孔に指をはわすとクダリの体がふるりと震える
ローションを足して周りを指でなぞるように刺激すると
硬く結ばれていた蕾の力が少しずつ抜けていく

弛緩した頃合いを見計らって
人指し指を挿入する

「、、んっ」
痛みもさして感じず受け入れてくれた
その様子に安心する

そのまま軽く指を上下に動かし
前立腺周辺にゆるゆると刺激をあたえると
滲み出た腸液がローションとまじりあい
ｸﾁｭｸﾁｭと卑猥な水音をたてる

「はぁ、あぁ、にぃ、さん、あぅっ」
身悶えし腰をゆらし感じるクダリは本当に可愛い
自分の与えるられる快楽全てでクダリを溶かしきってしまいたい

中指を追加し２本の指で押し上げるように刺激すれば
クダリ自身から透明の先走りがしたたり
早く早くとねだるようになる

「あ、ぅっ、はぁ、、あっ」
可愛いく鳴けるようになったクダリは必死に快楽を逃そうとするが
指を３本に増やしてその努力を崩していく

３本の指がなんなく入るようになると
人指し指と薬指で後孔を広げるように固定し中指で前立腺を徹底的に攻める
クダリの体が仰け反り与える快楽を追うことに必死になる

「あっに、、にぃさ、ん、それ、だめっっはぁ、、あっ、あぁ、」
「どうして？クダリこんなに気持ち良さそうなのに」

もう鳴き声を止める努力を忘れた可愛いクダリ
指を締め付ける熱が心地よい。そのまま前立腺を責め立てて
片方の空いた手でクダリのお腹を押さえつければ
内側で暴れる指を逃すこともできずクダリはただあえぐだけ

「あっ、あん、きもちぃっはんっ、、あ、あぅっ、もっとぉ」
ようやく剥がれだしたクダリの理性に満足する

「ほら、クダリ、どうして欲しいかねだりなさい」
「あ、ふぅ、にぃ、、ノボリィ」
甘ったれた声をだす可愛いクダリの口から言わせたい

「ほら、どうされたんですか？教えてくださいまし」

「あのね、、ノボリの、ノボリのでっ
いっぱい突いて。はぁ…グチャグチャにして…気持ち良くして、あっ、あんっ」



「前を触らずに感じれるようになりましたね」
自分をなんなく受け入れる耳元で囁けばいやいやと首をふる
「ね、、まるで女性みたいです。熱く絡み付いて」
「あぁ、ノボ、リ、あんっ」
自ら動こうとするクダリが可愛いくて
足をぐっと開かせて中に入った私自身を感じさせる

「ほら、クダリ、、解るでしょう、わたくしが」
限界まで開かれた足の間に自身を押し付けると
締め付けるようにクダリは収縮する

「はぁ、、ノボリィ、動いてぇ」
「可愛いクダリ」

抽挿をはじめれば
さっきより酷い水音とクダリの鳴き声

「あっ、あぁ、ノボリ、ノボリィ」
「ふふ…クダリ、もう女の躰ですね」
そのまま乳首を軽く摘まめば連動するように中が締まる
締まった肉壁を押し退けるように動けばさらにクダリの矯声がもれる

「あっあ、、ノボリ、」
ノボリ…きもち、い？」
「ええ、もう我慢出来そうにありません」
「良かった、、ノボリもきもちいいんだ」
うっとり見つめるクダリに口づける

「貴方はっ、可愛いことばかりいって私を困らせる」

激しく腰を打ち付けると脳が痺れるような快感
躰をあわすことが、こんなに気持ち良いことだとは思っていなかった
きっと相手がクダリだからだとも思う
「あぁっノボリ、、きもち、い、はぁ、あぁっ、ん」
「わたくしも」
掠れる自分の声
結合部分からの水音
激しくなる抽挿
「あ、ノボリ、すきっ、、だいすきっ」
「クダリ、愛してます」

一際大きく突くとクダリは躰を震わして
わたくしの腹部に精液をちらした

「っく」
収縮する内壁に自分も限界を迎える

「…クダリっ」
ぐっと深く入りこみ奥で精を撒き散らせば
その刺激に再びクダリは射精した


「ノボリ、愛してる、、もっと、もっと」
足を絡みつかせてクダリがせがむ
「えぇ、クダリ、わたくしももっと貴方が欲しい」
赤い唇を舐めれば
快楽の渦は２人を飲み込み、意識を手離すその時まで
甘く溺れ沈んでいくより他はなかった




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ところてry



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