アクロマと愉快な仲間たち


メイがわたくしの元に通いだして数ヶ月

(メイ、幼なじみのキョウヘイ、近所のハーリセンことヒュウ、私と入れ替わりだった元祖プラズマ団の王N
元イッシュチャンピオントウコ、ジムリーダーのチェレンとその相方ベル)

いつの間にか全員集合していますがっ!!

メイの話を聞いてかどうかは定かでありませんが
プラズマフリゲートは集会所のようですっ

珍しいポケモンが生息しているから
イッシュチャンピオンが滞在しているから
みんな何故か集まってるからなんとなく
など理由はさまざまでしょうが

正直いいますとプラズマ団が解散したあとのほうが騒がしいくらいですっ
この場所に停滞していなければ近隣の方々からまちがいなくクレームですね
いまも伝説のポケモン
ゼクロムとレシラムが真っ昼間から
クロスサンダークロスフレームよろしくやっているわけですからね

本当賑やかです。元団員たちも混ざってますし


「皆さん、朝からその調子ですが、少し休憩しませんか?コーヒーいれますよ?」
声をかければ皆さん、餌付けされたポケモンのように集まってきます

「シフォンケーキ焼きましたが…一緒にいかがですか?」
キョウヘイ、メイ「凄いアクロマさんが作ったの?」
ヒュウ「女みてーだなおまえ」
ベル「すごーいチェレンは作らないの?」
チェレン「君こそ作りなよ」
トウコ「絶対私より上手ー」

N「アクロマは良いお父さんになれるね」

良いお父さんっ


良いお父さんですか

確かにわたくし皆様より歳上になりますが
お父さんという歳ではありませんよっ


メイ「はーい

アクロマさんがお父さんなら私がお母さんー」


ああっ!メイさん駄目ですっ!
空気が凍ってますっ!
ニコニコ手をぶんまわしてますが全く気づかないですよね、そうですよね
ほら見て下さい
ハーリセンが今にも怒りそうですよっ!



「おや、これはこれは可愛いお嫁さんですね」
少し面白く感じたので
メイの肩に手を回して抱き寄せて頬にキスをしただけです


「…っ」
「ウワーーーー」
「てめぇアクロマ殺すぞ」
「キャーーーー」
「何みせつけてんのよ」
「全身から溢れるラブっ」
「アクロマーーー」


関係者の皆様
プラズマフリゲートは今日も賑やかです
真っ赤で固まってしまったメイの耳元でそっと囁く
「勿論、本心からです」

わたくしは幸せです




2012/ / /Web

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