貴女に初めて会ったときから、わたくしは
こうなることを望んでいたのかもしれません


あまり使われないワープゾーンのライトが点滅したことをレアコイルが教えてくれました
私は怪訝に思い凝視し、すぐに訪れた
突然の訪問者に驚きとそして
何故だか少しの安堵を感じました

「こんな所に来るなんて、貴女も物好きというか」

メイさん



私は
貴女が眩しく感じます
優しい人です
賢い人です
年相応の幼い所もある人です
可愛いらしい人です
貴女はみんなから愛されて生きていく人です

わたくしなんかが本来関わるべきではなかったのです
でもあまりにも貴女も貴女のポケモンも
楽しそうで眩しくて
つい惹かれて声をかけてしまったのです


「メイさん、泣かないで」
泣いてしまった可愛い人
貴女に泣かれると困ります

貴女がチャンピオンになったこと
伝説のポケモンと信頼関係を結んだこと
わたくしを探していたことも
すべて解っていましたとも

何度も会いたいという衝動にかられましたが
本来わたくしなんかと関わるべきでないと思い
ここまで来たというのに


こんな所にまで来てしまいますかっ!!
野性のポケモンだって、トレーナーだって
今までに比べて段違いであったはず
なのに、わたくしなんかを追って


わたくしに貴女を拒絶すること等出来る訳ないでしょう

「仕方ありませんね」
もう、わたくしなんかの為に泣くのはよして下さい
道理もなにもあったものじゃないけれど
貴女を哀しませたくないのです


重ねた手のひらから貴女の熱が伝わります

「貴女の強さを見せて下さい」

「! はいっ」

やっと笑ってくれた、その顔が
一番メイさんらしいですよ


再会の日
貴女が笑ってくれるなら
わたくしは喜んで貴女の傍に居ますとも







私の中でのアクメイのイメージです
アクロマ>>><<<メイ
最初からアクロマはメイに惚れてるんです


2012/ 8/10 /Web

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