空っぽの僕


考えてみよう
僕の世界からゼラが消える


朝、起きていつもどうりに朝食を食べ
いつもどおりに学校にいく
学校なんか嫌いだ
でも登校してる学生の群れの中で
少し前を歩くゼラを見つけると僕は嬉しくなる

後ろからタックルして、「おはよー常川君」って言う
ゼラに「ベタベタ引っ付くな」と言われても
なんだかんだで僕が君の腕を掴むのを許してくれる


学校内ではあんまり話さない
僕、学校嫌いだからつまらない
でも廊下とかで隣のクラスのゼラを見つけた時ら嬉しくて
君も僕を見つけた時はアイコンタクトしてくれて
少しだけ笑ってくれる


授業が終わって急いで下駄箱に走ったら
下駄箱横で僕を待ってくれる
「遅いぞ」っていっても待っててくれるゼラ
君はどれだけ早く此処に向かってきたの?
だけど待っててくれたゼラが嬉しくて
僕は笑顔になる。きっと飛び切りの笑顔なはず



ねぇ君が居ないなら
僕は空っぽになるよ
抜け殻だよ、そんな僕なんて
辛い思いしながら生きてなくていいよ

飲みほして眠り薬さぁ夢の中へ


2009/12/34/Web

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