永久一方通行


どうしようもない不安やマイナス思考が
群をなしてが僕の体内を多いつくす
埋め尽くされるとそこから腐って壊死するんだ
重たい身体のまたずるずるはいつくばっても
そのまま砕けて死ぬしかないんだ


「ゼラ好きだよ君が好きだ」
煩い工場の町の真ん中で
僕の一方通行で過剰な愛情表現にいつもゼラは少し笑うだけだ
「ああ、知ってるよジャイボ」
うん、大好き大好きなんだよゼラ
だから、だから怖いんだよ
そんなに普通に笑わないでよ
君は近いうちに僕を捨てて歩きだすんだ
僕の手の届かない世界にいってしまうゼラ
僕がどんなに泣いたってゼラは迎えにきてくれないんだ
その時、僕はどうしたらいいの?
ゼラに置いてきぼりにされた僕に死以外の選択肢なんてあるの?

「ゼラが居なかったら僕、困っちゃうよ★」
この苦しさはどうしたらいいの?
泣いたらいい?茶化したらいい?叫んだらいい?

どう伝えたってゼラの心が動くことはないんだけどね
そんな事は馬鹿な僕の脳みそでも理解出来るんだよ

「困ればいいさ」
ゼラの平坦で感情が欠如してるような言葉に
ただただ僕は一番最適かつ印象的な自殺方法だけを考えた


2009/12/34/Web



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