COMM私用化



※注意※かなり捏造です…!





---料理部 部室内---




シンク
「ごめ〜ん!遅れちゃったぁ〜…」


レム
「そ、そんなに慌てなくてもまだ集まってないから、ね?…それに、材料出したところだし、大丈夫だよ!」


シンク
「よかったぁ〜!レムっちはちゃ〜んと予定覚えてて〜、すごいねぇ〜!」


レム
「シンクは忘れてたんだ……私はCOMMに予定入れて、アラーム鳴るようにしてるだけだから大した事じゃないよ」


シンク
「…アラーム勝手に鳴らしちゃって〜、軍令部の人に怒られないの〜?」


レム
「大丈夫!軍令部とか魔法局の回線は、私用の設定には干渉しないから…ってわかるかな?」


シンク
「これっぽっちも〜」


レム
「うーん…とりあえず大丈夫なの!」


シンク
「そっかぁ〜!…なんで私用できるの〜?」


レム
「私が7組にいたとき…0組が知られていない時、候補生がCOMMの私用許可申請を出したら、意外にも許可が降りて使えるようになったの」


シンク
「へぇ〜!みんながいってる『メール』って、私用許可が降りたCOMMで使えるようになるの〜?」


レム
「皇国の『携帯通信機』より優れた技術だから、メールだけじゃなくて映像通話から位置確認機能まであるよ」


シンク
「……レムっち〜。今日〜…料理部、やすむねぇ〜」


レム
「え?…急にどうしたの?」


シンク
「マザーに交渉してくる〜!」


レム
「い…行ってらっしゃい…」



*----*----*----*


-魔法局-


シンク
「ま〜ざぁ〜!」


クイーン
「あらシンク」


キング
「…?シンクか。どうした?」


シンク
「あ〜!2人とも、聞いて〜!!」



--説明中--



キング
「…他の組は既に私用化していると聞いていたが、0組にも導入したいな」


クイーン
「確かに、私用COMMを導入すれば…ジャックが移動教室の時間を間違えなくて済みますね!」


キング
「ナインのサボリは位置確認で割り出せるから便利だな」


シンク
「……シンクちゃん、あとでナインに怒られちゃうかも〜…」


クイーン
「それは私が阻止しますわ。ではマザーに申請しにいきませんこと?」キング
「いや俺は…」


クイーン
「セブンと連絡取りやすくなりますよ?」


キング
「………どこからその情報を?」


シンク「セブンちゃんと連絡取りやすくなって〜……ど〜するの〜?」


キング
「…わかったわかった、行くから…シンクが分からないうちに、その話止めろ」


クイーン
「了解しましたわ…ふふっ」




*----*----*----*


---アレシアの部屋---




キング
「マザー」


アレシア
「キング?入っていらっしゃい……って、クイーンとシンクも一緒だったの」


シンク
「えへへ〜」


アレシア
「キングだけなら珍しかったのにね。それはそうと、定期検診は1人ずつしかしないわよ?」


クイーン
「あ、マザー。検診ではなくて許可を頂きに来ましたの」


アレシア
「…軍神かしら?」


シンク
「軍神じゃなくてねぇ〜。COMMの使用許可を、貰いにきたの〜!」


キング
「私用化許可だろ。使用許可ならとっくに貰っている」


アレシア
「あら、私の愛の詰まったS,O,だけじゃ物足りなかったかしら?」


クイーン
「いえ…沢山のメリットが発生するので、もし良ければ…ということです」


アレシア
「エースはフォルダをチョコボまみれにしそうだし、デュースはずっとCOMMで着信メロディ作っていそう。トレイに至っては最早軍事レベルの改造をしそうね」


クイーン
「……そうですね」


アレシア
「ケイトは大丈夫そうね…けど落としたのに気がつかなくて他の組に使われてそう。シンクは使い方が分からないわよね?……サイスは、ある人に素っ気ないメールを送ってアピールしてそうだわ」


シンク
「がんばって覚える〜…」


アレシア
「セブンも…また違うある人にメールばっかりするわね。エイトはCOMMにケイトの写真が沢山入ってるわ、きっと。ナインはすぐに壊しちゃって私に持ってくるわ。週イチで。」


キング
「セブン……そうか、そうだな…」


アレシア
「ジャックは…ケイト、エイトとの約束を全部スケジュールに書き込んでにまにま笑っているだけね。クイーンはCOMMが鳴り続けるわ。お気の毒に。キング…あなたのはクイーンと違って殆ど鳴らないわね」


クイーン
「……………」


シンク
「……………」


キング
「なんだその『可哀想なもの』を見る目つきは。」


アレシア
「…まぁいいでしょう。明日には改良して0組のデータと私のデータを入れて配るようにするわ」


シンク
「やった〜!マザーだいすき〜!」


アレシア
「いいのよ。また何かあったらいつでもいらっしゃい。待ってるわ」


クイーン
「はい。ありがとうございます…マザー」


アレシア
「キングもがんばってね」


キング
「…マザー、愉しそうだな……」




*----*----*----*

---0組にCOMMを渡して 一週間後のアレシアの部屋---



アレシア
「モーグリ?いるかしら」


0組モーグリ
「クポ!いるクポ!」


アレシア
「あの子たちの様子は?」


0組モーグリ
「博士から貰ったCOMMで充実した毎日を送っているクポ!」


アレシア
「詳しく言うと?」


0組モーグリ
「……みんな、合ってるクポ…」


アレシア
「どういうことかしら?」


0組モーグリ
「…0組は、一週間前に博士が予告した通りになってるクポ…」


アレシア
「じゃあそろそろナインが来るわね」


ナイン
「マザー!!」


アレシア
「開いてるわよ」


ナイン
「うし!じゃあ入るぜ…ってアァ?モーグリまでいんのかコラァ!」


アレシア
「それでどうしたの?」


ナイン
「操作わかんねぇから、適当にぶつけてたらCOMMがぶっ壊れたぜ!」


アレシア
「…ナイン。COMMは精密機器よ」


ナイン
「せい……わかんねぇぜコラァ!」








K(本当に鳴らんな…)


最初ムービーでCOMMを説明してた時、ほんと意味わからなかった(笑)

そういえば携帯ないのかなー…なんて思ったらCOMMあるわ、と思い。
皇国のは純粋に電話だけだといいな

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