お好きにどうぞ
「……ふっはぁ…」
相手の方から苦し気な甘い声。お互いに酸素が足りず少し自分も苦しいけど、今のこのときが無くなってしまうのは嫌だ。
でも相手は違うみたいで、胸をバシバシ叩いてくる。ちょっと痛いんだけど…だなんて口が塞がって言えないから、名残惜しいけど口を離す。
「っ…あって早々に盛るってどうなの…よ。」
「どうなんだろうな…」
いつもヘアゴムで縛っている髪はゴムだけとれ、縛り癖がついている。
その癖を直すように撫でながら「寂しかったとか、な…」と呟く。
それを聞いてビックリしたのかなんなのか、ぱちくり目を見開いている。えっ、そんなに俺が甘えんのって珍しいのと言おうとした瞬間、荒木からのカウンター。
「寂しいならもっと会う回数増やせよ、ばか」
いきなり抱き締めて、そんなこと言って。不意討ちってこういうの言うんだよな?だとしたらこれは反則だと思う。
「それは、さ。荒木も寂しかったってとっていい…の?」
「お好きにどうぞ。」
独り善がりではなかったのを、安心すべきとこなのかな…それとも喜ぶべき?
まぁどちらにせよ…
「なぁもう一回キスしてい?」
また「お好きにどうぞ」が来ることを期待して。
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久しぶりのすぐあらです!が
文の書き方を若干変えたのでまとまらなすぎて、文としてどうなのよって感じですね。
久しぶりにとんでもなく甘いのをかきたかったんですが…
最終的にいつもと同じっぽい感じだしまだまだ未熟すぎて泣きたい。