AAがまた可愛かったので!



奥様が産休ではない、お仕事をして帰宅した時のことw

「疲れた……」

「仕事疲れたのか?」

「帰宅して早々、お前に疲れた……」

「今日は、シフトがお互い違ったからクライスが帰ってきてくれるのを、今か今かって待っていたんだ」

「そうか……」

夫は俺のシフトを仕入れて、ほぼ同じ時間帯でシフトを入れてくる。出勤・帰宅もほぼ同じで……鬱陶しすぎる。



「疲れたんだったら、一緒にお風呂に入ろうか?」

「余計疲れる……」

「マッサージもしてあげるよ?」

「お前のマッサージは前立腺だろうが……」

「別の所もしてあげるよ」

「胸とかだろ! 余計疲れるから放っておいてくれ……」

と言っても、放っておいてくれるはずもなく。



「疲れた〜…」

「エミリオ、お帰り! ギルバードはもう寝かしつけたよ」

「ご苦労さま」

「エミリオ、疲れたでしょう? 肩揉んであげるよ!」



「そうか?…」

「気持ちいい?」

「ああ……」

「ここは?」

「うん、気持ちいい……」

とウトウトしていると。というか、ほぼ寝ていたら………

「入れるなっ アホかっ!」

「だって、エミリオ仕事で疲れているからっ! 僕の相手最近してくれなくて……僕も疲れているエミリオに無理強いしたくなかったし。でも、明日お休みだし。たくさんマッサージして、身体解したし! 駄目? 駄目?」

ギルフォードは普段私がいやと言っても有無を言わさず押し倒すが、疲れていると、ちゃんと体調を考えて迫ってこない。そのギルフォードが私が疲れているのにここまでしたいと言って来ると言うことは、そうとう溜まっているんだろう。

「……終わった後にもちゃんとマッサージしろよ」

「うん! うん!」

「明日は寝ているから、ギルバードの面倒も」

「見るよ! エミリオ、今からも寝ているだけで良いからね」

そうは言われなくても、普段から私は寝ているだけなのだが……エルウィンほどマグロではないだろうし、クライスほど頑固に何もやらないわけではないが。基本ギルフォードに好きにやらせている。

「大好きっ!」



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