TAKESHI'S
##amz_B000C5PNU0#S#
平成世代は子供の頃から否応なしにネット社会とつき合わなければならず、案外サラリと交わしていたりもする。虚像と実像が入れ子になって苦しんでるのは、大人のほうかもしれぬ。というわけでタケシーズを置いておく。美輪さんが芋虫になるところでブチッと切れるので、結末は知らない。私の場合はこれを見ると少し楽になる。何か仕掛けがあるそうな。最後まで見たほうがいいのだろうか。
これから老人になっていく世代が、私はとても心配だ。戦前世代も似たようなものだが、彼らと違って数が多い。虚勢を張らないと共食い殺されてしまう時代を生き抜いた子供たちゆえに、おそらく私たち世代や本人たちが思っている以上に、孤独に弱い生き物だ。仲間が絶えると急に無気力になったりもする。保護してまとめて棺桶に送り届けてやる案もなかなかいいとは思うのだが、それにしても数が多い……ごめんね棺桶、足りそうにない。目の上のタンコブとしての存在意義を適当に見つけてください。
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