【携帯小説】



(パロディが中心だったな)

(ワトソン俳優と実物ワトソン……)

(俺×俺系かな)

(文章だと表現しにくいだろうな)

(自分で練習するか……)

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宛先 なし
題名 二人のホームズ?
本文
「仕事が残ってる」
「注射器を打つだけの簡単なお仕事です。キスしよう」
「無精髭にはご注意。果てるまで何分かかる?」
「おい、重い。重いぞ君」
「可哀想に。小さなイチモツが手に余る」


「長い足が邪魔だと言われたことは」
「七分。ワトスンが来るまで七分だよ、ホームズ君。あと六分五十」
「どっちのドクターかな。寝技がねちこいほう?」
「後ろの診察に半日かかるほうだろう」
「開拓してる時間がない。大体あっちほじくりこっちほじくりかなり面倒」


「不本意だが穴の処理には慣れてる。問題は」
「勃ってない。なんてこった!」
「君の性衝動は常に感情に負けている。状況に対応できてない」
「そっちが淡白なだけだろう。ん」
「そうでもない。キスの話は?」
「五分切ってる。キスはもういい」



「愛人としては失格だ」
「君より手のかからない愛人を探そう」
「僕にもぜひ紹介してもらいたいね」
「ワトソン君か。ダメダメ。彼は君好みではない。君は彼好みだろうけど」
「征服欲が疼くそうだよ」
「あれでいて自分より背の高い男が好きなんだ。腰に手を回しやすいだろ」



「半歩後ろを歩きたがる」
「首根っこの反り混み具合を確かめてるんだ。壁に押しつけたら唯一唇の後が残せる場所だし、角度によっては僕も気づけない」
「わかりやすく嫌な男だ。可愛いね」
「可愛いかな。君ほどではない気がするけど」



「結局勃たなかった。君には失望させられっぱなしだ」
「一分切ったのに馬車の音さえしないぞ」
「消去法で答えを出せ」
「つまり君が間違えた! 往診にまだ一時間はかかる。続きを始めよう」



――――――――――――――――



「……人の画面を覗くなワトソン」

「君×君はナルシストっぽくてイヤミだな。どの組み合わせでも」

「文句をいうなら……」





(「自分で書け、といったのは相手だったと思い出したので私は黙った」、っと)ポチポチ

(……寝るか)ポチポチ

(寝よう)ポチポチ



♪ぴろりろりーん



「ワトソン君……!」


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「さっきのと同じじゃないか! 時間帯を考えたまえ! 削除削除!」ポチポチポチポチ

「まったく」ポチポチ……

「…………寝よう」クスン





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