好き
「倉間」
「何すか」
「好、き。」
俺のベッドにもたれ掛かっている倉間は俺の言葉を聞いて頬を紅潮させる。
直球な言葉には弱いっていうことは前々から知っていた。
「やめて下さい、よ」
倉間は先程までいじっていた携帯に目を落とす。
水色の髪から覗く紅く染まった顔は俺の欲を掻き立てるのには充分であった。
「俯くなよ、顔見えない」
「!?見ないで下さいっ」
「ヤだ」
鋭いこいつの眼が俺の目を捕らえる。どうやら少々怒っているらしい。
それが、更に煽っているということに気づきもせずに。
「自覚無さすぎだな、お前」
「、何が、」
いつまでもふてぶてしく喋り続けるその口を一旦塞いでやる。
あっという間に倉間の目つきも変わってきて。
「いきなり、何してくれてるんです…!?」
解放された倉間は荒い呼吸を繰り返している。
キスする前と変わらない、紅い顔。
駄目だ、もう。
「明日土曜練習無いよなぁー…?」
そう呟けば
「くそ…勝手にしろエロみ沢…!!」
突然抱きつかれる。
素直じゃないところが、たまらなく愛しく可愛い。とか。
「好きだ、典人」
「…俺もです、篤志…さん」
俺は褐色の首筋に顔を埋めた。
アッー!!
ごめんなさい!!南倉の日なのに!!なんで今日に限ってRー15ぐらいの書いちゃうの自分!!
倉南倉の日おめでとう(^ω^)