かった


俺は、雷門サッカー部員皆の前で退部を宣言した。
自分でもちゃんと考え、辛くも出した答え…いや、辛くないか。
勉強する時間は以前よりも増え、放課後はとにかく有意義だった

戸惑いつつも練習をしているサッカー部を横目に俺はさっさと足を早めた。
ところがある角を曲がった途端、人にぶつかりそうになる
「…お前…」
「よォ、南沢さん」
1年の剣城。
「辞めちゃったのは…残念だ」
ふっと笑い見下すように俺を見た。
「どけ、邪魔だ」
「いいや、退かない」
「…何でだ」
「フィフスセクターに逆らおうとしなかった南沢さんに朗報だ」
剣城はポケットから紙を取りだし、そこに書かれている文章を読み上げた

「……!?」
「どうだ?いい話だろ」
はっきり言って、いいか悪いか俺にはすぐ判断できなかった
でも、興味はあった
『今』の雷門サッカー部員なら決して手を染めないだろうそれに俺は、

俺は…。


「どうする、やってみるか?」
「…ああ」

興味だけであっさりと、それは微塵の迷いもなく


「今日からフィフスセクターの仲間入りだ、南沢篤志。」

フィフスセクター達が笑ったのを感じた







闇堕ち沢先輩フラグなんでもう勢いで…ああ何これ
シードにしようと思ったんですが
サッカー部辞めたからシードになったところで、ですよね

倉間には泣き叫んでほしい



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