「家に居ないと思ったら…やっぱ俺ン家に来てたのねぇ」
ベットですやすやと眠る恋人の、可愛いらしい寝姿を目にしたカカシは自然と微笑む。
ベストや額当て、手袋を外すと、カカシは静かにベットへと上がった。
起こさぬようにそっと恋人に近付く。
「可愛い寝顔だこと。そんなに無防備に寝てると、先生悪戯しちゃうぞ〜ナールト」
我が物顔で眠るナルトの身体を囲うような体勢をして、カカシはちっとも起きる気配のないナルトの顔を眺める。
それはそれは愛おしそうにー
「ま、眠り姫には王子がキスをして起こすのが常套手段ってもんデショ」
カカシは恋人が起きるまでの間、甘〜いキスを好きなだけすることにした。
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