何も要らないと叫んだ彼の横顔とその奥の怠惰なスペースシャトル
もしもが欲しい訳じゃなくできればの話でもなく確定事項、完全犯罪の物語
人生の呵責、霹靂の空、緩んだデニムスカート、潔癖の愛
低い空にツバメは飛ばないし星も光らない
逆転する酸素と二酸化炭素の含有率を解き明かそう少年少女
冥王星は墓場の星そして僕らの住み処
体内の微生物が蠢く夜はアールグレイでも啜りながら自叙伝でも綴ろう
きっとカラフルビーズを空に投げつけてベタリと宇宙の壁に張り付いた幸せ者だけが等星と呼ばれる
頑として偽善者であればいい
ながめ。