「いいこと教えてあげようか」
『あ?』
「流れ星に3回願い事言うと願いが叶うんだって」
『へェ…』
「よし、流れ星に今日はお願い事しようか」
『タンマ』
「は?」
『いや、は?じゃなくて』
「なに」
『暑ィから俺早く帰りてェんだけど』
「……うん?」
『あれ、バカ?』
「どんまい」
『お前1回死ねよ』
「高杉より先には死なない」
『なにこいつうざい』


きらっ


「あぁ!なんか光った!」
『ばっか、見間違いだよ』
「ちげぇって!今絶対光ったよ!」


きらっ


『あ』
「ほら!お願いしなきゃ!」
『え、あ?は?』
「金金金(`゜Д゜´)!」
『はい、ちょっとタンマ』
「なに」
『金はないだろ』
「世の中金がなきゃ生きていけないんだよ」
『いや分かるけども』


きらっ


「あ!ほら!次は高杉の番だよ!」
『え?あぁ』
「早く早く!」
『   』


「……ばっか、それは願い事じゃないでしょ」
『フン』


好きだ
なんて、卑怯だと思います



100825



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