拍手お礼 | ナノ

Radio: Unknown

・メタ発言と大昔の夢小説サイトのような痛々しいノリ
・キャラ崩壊
・ネタバレ要素あり?
・読んだ後に気分を悪くされても、苦情は受け付けられません

Are you ready?


















夢主「みなさん、こんにちは。夢か現か幻かの夢主です。この度は拍手ありがとうございました!」

夢主「電子の海の遥か彼方から画面の前の貴方にお届けする、名無しのラジオ!それがこの番組です!」

土方「番組名が決まってねーだけだろうが」

夢主「だってー、各話のタイトル見てくださいよ。センスの欠片も無いじゃないですか。だったら名前をつけない方が」

土方「やめろbyteの世界を軽々と飛び越えるな」

夢主「バイト?あ、そうだ、土方さん自己紹介をお願いします」

土方「……俺は土方十四郎だ。コイツ共々この番組のパーソナリティをやる羽目になった。大昔の夢小説サイトにありがちな、痛々しい事この上ないこの企画だが、諦めて付き合ってくれ」

夢主「なんだろう。自分の事じゃないのに胸が痛む」

土方「で、この監獄(ラジオ)でお前と一緒に何をやればいいんだ」

夢主「監獄と書いてラジオと読むのやめてください。このラジオでやるのは、質問コーナー、に見せかけた設定解説です」

土方「どうせ質問なんざ来るわけねーから自分でこさえた質問に自分で回答するって悲しくならねーか」

夢主「誰のことか分かりませんけれど、心の柔いところに突き刺さるので勘弁してください」

土方「で、何について答えていくんだ」

夢主「まずは、これを読んでいただけると助かります」

土方「なんで俺が……ラジオネーム『アイマスクサボらー』……あの野郎。『ぶっちゃけ夢主さんの誕生の仕組みがわからないんですが』。お前のオツムじゃ説明されても理解できるか怪しいだろうが」

夢主「まあまあ。ほら、作中の描写だと、結構曖昧な部分あるかなあと思ったので丁度いいじゃないですか」

土方「サイトの読者層がどんなもんか分かんねーが、ガチガチの設定を求める連中って少ないんじゃないか」

夢主「最近はFG○とかそっちを嗜む方もいらっしゃるのかなと思ったんですけど」

土方「それ伏せ字のつもりか!?つーかそれお前じゃなくて別次元の存在の趣味だろうが」

夢主「さて、本題に入りますと、あたしの製造過程はプレス成形みたいな感じです。異世界から転写した魂という金型で、あのオレンジ色のL.C.L.みたいなのを挟み、成形する。魂を転写するのと、挟むためのエネルギーがアルタナです」

土方「なるほどな。つまり、アルタナで稼働しているわけじゃないんだな」

夢主「はい。なので原作に出てくる『あの人』とか『あの人』とは違います。目指したものは彼らなんですけどね」

土方「原作言うな」

夢主「ただ、これは作中では明言されていない話ですが、肉体を形成するためにアルタナを流す時に、稀に予想もしない効果が出てしまう事があるようです」

土方「お前の弟か」

夢主「はい。それと、和田も。和田の方はなにか聞き出す前に殺ってしまったので分かりませんが、少なくとも不死ではない事だけは確かです」

土方「殺せたもんな。お前の弟は急速な老化か」

夢主「細胞の成長と入れ替わりが極端に速かったとも。彼は2週間ほどで4歳から70代後半まで年をとったのだそうです」

土方「なんでお前の弟だけ殺されなかったんだ?」

夢主「実は他の被検体は生きたままガラスの水槽の中に満たされた強酸に溶かされたのですが、弟だけはどうも強酸には溶けなかった、というよりは、強酸を使い切っても溶かしきれなかったというか……」

土方「絵面を想像したら気分が悪くなってきたぜ」

夢主「あたしもです。それで、放って置いても岩盤に押しつぶされれば死ぬし、その前に死ぬかもだし、でわざわざ殺す手間を惜しんだようで」

土方「お前はなんかあるのか?」

夢主「せいぜい人よりちょっとだけ怪我の治りが早いだけですね。概ね一週間程度?」

土方「ほぼ誤差だな」

夢主「はい。概ね個体差の範囲です。それ以外はこれといって」

土方「これから隠された能力が、とか勘弁してくれよ」

夢主「それはあたしも勘弁してほしいです。天導衆からお目溢しをされているのは、なんの特質もないからであって」

土方「つまり、何かがあれば、水槽行きって訳か」

夢主「何もないでいてほしいですけどねー。ま、この質問はここまでにして、次は、これを」

土方「なになに。ラジオネーム『愛の狩人』さんより。いや、どっちのか知らねーけど、ストーカーの間違いだろ。えー、『夢主ちゃんはどうやって免許を取れたんですか。あといつになったら俺はお妙さんと合体できますか』。前者は夢主に任せるとして、後半は先に俺が答える」

夢主「ダダダダダダダダダダダダダダダン」

土方「アンタがお妙さんとくっつくのは無理だから諦めろ」

夢主「南無」

土方「ストーカーの恋愛相談はここまでにして、お前ホントどうやって免許取ったんだ?」

夢主「普通に教官はいいよって言ってくれたのですが」

土方「それ、教官もお前と同族だっただけじゃねーか!」

夢主「なんです?」

土方「一生分からんだろうな」

夢主「なんか知らんけど諦められた」

土方「次の質問行くぞ」

夢主「ではこれを」

土方「次は、ラジオネーム『銀さんを出しなさいよ』さん。これはくノ一の方のストーカーか。『今度銀さんとの関係を問いただすために食事に付き合ってもらうから好きな食べ物を教えなさい』。歪みねーなストーカー」

夢主「ゲストに出てくる事もあるんじゃないですか。これが万が一続けばですけれども……。あと万事屋の旦那とは何もないのであしからず」

土方「で、好きな食べもんは」

夢主「好き嫌いは特に無いですね。和洋中全部好きです」

土方「それでも敢えて言うなら?」

夢主「敢えて言うなら、辛いものをさらに辛くする事は好きです」

土方「そういや、麻婆に大量に花椒ぶっかけてたな」

夢主「元から辛いものに限っては、ミツバ殿くらいかけてても全然イケますよ」

土方「マジか。じゃあマヨネーズは」

夢主「それは遠慮したいです。なのでこっちにカツ丼土方スペシャル寄越さないでください」

土方「遠慮せずに食べなさいよ」

夢主「それならチョコレートパフェWithタバスコの方を選びます」

土方「まあまあ、そう言わず」

夢主「あーっと、ちなみに、作るなら中華が得意です。あれ手っ取り早いので」

土方「中華にマヨネーズは最高だな。食材の辛さとマヨネーズの優しさがマッチする」

夢主「さいでっか」

土方「麻婆豆腐土方スペシャルもどうだ?」

夢主「――ということで、今回の放送はここまで。視聴者もとい読者の皆さまお楽しみいただけたでしょうか。次回は未定ですがまたいつか!アーディオース!!!」

土方「次があったら、そん時はよろしく頼む。――オイコラ待ちやがれ!」

――END――

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