「ちゃうねん。私もちゃんと真面目に勉強するつもりやってん。」
「その言い訳はそこに乗っとる板捨ててから言えや。」
「板とか言うなぁ!!私の大切な相棒ちゃんじゃボケェ!!!!」
白石と攻防を繰り広げているこの部屋の主、少女は板を握りしめ、彼をキッと睨んだ。
「名前、お前受験まであと何日なんや。3カ月か?1年か?3日しかないやんかお前受験なめとるやろ。」
「な、なめとらんわ!ひーくんは『名前ちゃんならうかるんちゃうの?』って!言うとったもん!うち受かるわ!」
自信ありありで微笑む彼女の手の中には、まさに板と言えるような平べったい情報端末。
インターネットが趣味の彼女はいつもこの情報端末で波乗りしていた。
「財前のそれは甘やかしや。こら!逃げるな!今日は部室で勉強会しとるから。名前も来いや。」
「いーやーや!嫌や嫌や嫌や嫌や嫌や嫌や嫌や嫌や誰が行くかアーホアーホ!」
「名前・・・・ふざけるのも大概にせぇよ。」
とうとう白石の額にも青筋が浮かび。
「わ、わ。すまん。いや、本当にごめんって。行く、いくからわかったからぎゃぁぁあぁあぁあぁあぁ!!!!」
少女は断末魔の叫びと共に床に倒れた。
「ふう。全く。」
白石はそれを姫抱き、
するはずもなく。
「よっと。」
俵担ぎで学校に向かった。
*****
「で、白石に毒手で殴られ、気づいたら部室やった。と?」
「うん・・・・・。」
いつの間にか部室に連れてこられたらしい名前は、大人しく勉強を始めていた。
謙也も受験勉強か部室に集合し、それぞれの勉強をしている。
その中には幼なじみである財前の姿もあった。
「ありゃ、ひーくんなしておるん?」
「名前先輩たちはもう定期査定ないかもしれませんけど俺たち明後日から期末なんで。」
財前は公私混同しないタイプのようで、人前では名前を名前先輩、と呼びお互いの親や兄弟の前では名前ちゃん、と呼ぶ傾向がある。
まぁ、名前の方はいつでもどこでもひーくんなのだが。
「うっわ、大変そうやなー。受験生で良かったわー。」
「アホ!受験生も明後日からやぞ!」
謙也が泣きながら問題集に取り組みつつ叫んだ。
「謙也器用だねー。明後日って・・・・え、3日後ちゃうん!?」
「今日、明日、明後日。確かに3日ですね。」
「今日は含めんなや白石ぃいいいいいうえええええああ!」
明後日私泣きたくないんだよぉぉぉぉぉぉお!と必死に叫ぶ名前。
「名前先輩、とりあえず頑張りましょ?この公式ちゃいますよ。」
「あ、ほんま?ひーくんおおきにー。」
なぜ先輩が後輩に教えられているのかは置いといて。
**********************
「結局勉強はたくさんできたー!!むっちゃ疲れたわ・・・・。」
「で、なして名前は財前に背負われとるん?」
暗くなった頃、解散のために校門に移動した白石、謙也、財前、名前。
「ひーくんの愛情じゃー!悔しかったら背負われてみぃ!!」
「や、別にええし。」
「俺かて謙也さんなんか背負いたくないっす。」
言い合いになりそうな財前と謙也を白石が止める。
「二人ともええ加減にしぃ。」
それで結局お開きになり、名前も財前に背負われて家に帰った。
「ふいー。今日は勉強つっかれたわー。波乗り行こっ。えーと、相棒相棒・・・・・あり?ない。」
名前が机の上の紙に気付き叫ぶまでに相当時間がかかったのは、勉強で目がぼやけていたから・・・。
『明後日までこの板没収やから\(^o^)/白石』
「白石ぃぃぃぃぃぃゃぁぁぁぁぁあああああ!!!!相棒返せぇぇぇぇぇ!!!」
【続かない】
創瑠唯様相互ありがとうございました。
いや、只今不絶賛スランプ中。誰もお前なんて呼んでねぇよスランプの神様!!!
そんななか書き上げた相互夢。気にいっていただけたでしょうか。
2ページというアホみたいに長いこの夢は瑠唯様のみ好き勝手オッケーです。
煮ても焼いても食えないようですがお持ち帰りも瑠唯様のみとさせていただきます(ヾ(´・ω・`)
うん、あまりにも駄作臭がしたら文句を言ってください。
光の速さを越える勢いで書き直しマス。
創瑠唯様、いつも応援ありがとうございます。
これからもバカな管理人をよろしくお願いしますね(ノ´∀`*)
20130227
幸医師
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**感謝**
うわぁぁぁぁぁぁああああああぁあ!
ありがとうございますありがとうございます!
スランプとは思えません!
私も今絶賛スランプの神様取り付かれ中です^ ^
こうなったからには、とことんUPしませんので((笑
スランプでもUPする幸医師様を見習いたい。
いや、ほんと切実に真面目に!
これ読んで受験も頑張ります!
しかも、この中のヒロインが私そのものw
iPadを肌身離さず四六時中友達としてryry((
From.
急性身体二次元依存症β