12/25=クリスマス?

【リヴァエレver】

「「「メリークリスマス!!」」」
「いやいや、ちょっと待ってくださいおかしいですよ!」



こんにちは。進撃の巨人のエレンです。本日12月25日は本来クリスマスであってるのですが、恋人も何もない俺達にとってはメリークリスマスとか言ってる場合じゃないんです。何のために俺が今日まで準備を頑張ってきたか…!



「あら、エレン。何がおかしいのよ?」
「そうだよー、エレン。今日はどう考えてもクリスマスじゃないか!」



ペトラさんにハンジさんまで!なんでみんな忘れちゃってるかなぁ。ミカサもアルミンもジャンも、みんなはてなマーク浮かべやがって。サシャに至っては聞く気すらねえだろ。



「おい、エレン。さっさと食え。あっという間になくなるぞ。」
「リヴァイ兵長…今日は兵長の誕生日なのに…」
「ああ、そうだな。だがな、俺は別に盛大に祝ってくれなくて構わねえ。」



そっか、兵長は大人だなぁ。俺の誕生日がみんなに忘れられてたらショックを隠せねぇよ。



「…エレンよ、貴様が覚えてて祝ってくれようとしたってことだけで俺は十分に幸せだ。」
「っ…!」



俺が覚えてたからそれでいい、のか…?なんだよそれ、そんなの俺の方が幸せ者じゃねえか。



「じゃあ、あの…誕生日おめでとうございます、兵長!」
「ああ。」

---END---

【リヴァイと名前ver】

「兵長兵長兵長兵長!!」
「おい、名前。騒がしいぞ。静かにしろ。」



また怒られちゃった!相変わらずクールでドライな兵長かっこいい大好き惚れる!!!テンション高い私のテンションさらに上がっちゃう!



「兵長、今日は何の日でしょう?」
「…25日か……クリスマスか。」



そうそう正解!クリスマス!!って、ちゃうがな!なんで?!兵長の誕生日じゃん!忘れちゃってるの?自分自身が忘れちゃってるの?!



「はぁ……違いますよ。」
「そうか、違ったか。」
「もう!!兵長、あなたの誕生日ですよ!」



あれ、そうだっけ?みたいな顔しないでよ!



「……ああ、そうか。」



そうですよ!誕生日ですよ!!せっかくプレゼント用意したのに、気合入れてきたのに、一気にやる気削がれた感じ。さすが兵長。



「もういいです。これ、プレゼント。一応あげます。それじゃ。」
「プレゼント…?貴様が用意したのか?」
「そうですよ。私が選びました。」
「…フッ、そうか。ありがとうな。」



あの兵長が微笑んだ!?いつも無表情な兵長が一瞬フッて!もしかしなくても私が独り占めしちゃったし!ま、まあ、プレゼントあげた甲斐はあったかな!

---END---
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