短編そのた | ナノ


▼ だせないてがみ

今日も僕は、ベルを鳴らしながら、誰かの気持ちを誰かに届けるために、走る。



笑顔も涙も、こぼしてしまわないように、しっかり鞄を担いで、走る。



どんなに小さな思いでも、どんなに遠い場所でも、誰かが届けてほしいと望むなら、一秒でも早く届けるために、走る。




そのために、僕はいるんだろう。



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