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「ぁぁっ、ん……！ はぁっ」「ほら、もっと掻き出すように……ちゃんと解しておかねぇと」
「あっ……、ダメっ、ぁ、んんんっ！ ひ……あぁっ」
「ダメって、俺は何もしてないだろ。夢中で自分の指咥え込んで本当に困ったお嬢様だな」
羞恥を煽るようにニヤニヤと笑みを浮かべながら、創は指で乳首を転がして弄ぶ。
私は零れる蜜を閉じ込めるように何度も割れ目を指先で擦り快感を貪った。
「ぁっ、んんっ……！ はぁっ、はぁっ、んっ、ぅ……！」
イってしまいたいのに、なかなか上手く波を押し上げることができない。
収まらない疼きにもどかしさばかりが募り瞳が潤む。
「創っ……、ぁっふ……はぁっ」
もっと、刺激が欲しい。
こんな生温いものじゃなくて……もっともっと、身体中を痺れさせるような強い刺激が。
「も……やぁっ……、創……んんっ、おねが、い……だから……ぁっ、ん……！」
「根上げるにはまだ早いんじゃねぇの？ 俺はこの眺め、結構悪くねぇけど」
「んんっ……、ん！ 意地悪……しないでっ、はぁっ……創のじゃなきゃ、物足りない、の……っ」
懇願するように見つめると創は満足げに微笑む。
その瞬間、待ちわびていた創のモノが膣壁を抉るようにずぶりと突き上げた。
「あぁぁっ……！」
「……ったく、いつからそんなおねだりの仕方覚えたんだろうな、お前は」
創のせいよ。と言いたかったけど、今はそんなことを口にする余裕はない。
慣れ親しんだそれが私の中で膨らみを増し、グチュグチュと卑猥な水音を響かせながら動きを速める。
「そんな締め付けなくたって、ちゃんとしてやるっつーのに……はぁ……っ」
「あぁっ、ん……はぁっ、そんな……！ ふっぁ、あぁんっ」
グチュッグチュッ…ズチュッズチュッ…
「お前のこんな乱れた姿が見れるなら、たまにはヤキモチも妬かせるもんだな」
言いながら創が私の腰をぐっと引き寄せて激しく擦り上げた。
子宮の入り口に当たる度にビリビリと身体中に電流が走る。
「んんぁっ、ぁ！ そこっ……、んっ」
「知ってる。お前の感じるとこくらい、もう全部わかってる」
「はぁっ、ぁっ、ひゃっ……ぅ！ あぁっ……、はぁっん！」
ズチュッズチュッ…ヌチュッ…ピチュッ
「はぁっ……、く……」
「んんっ……あ、ふっ……、ぁあん……っ」
私だって知ってる。
創の大きさも、形も、声も、息遣いも。
私の知っている彼の全ては、私だけのものだから。
「はぁ、はぁっ……創……っ、愛してる……んっ、ぁ……」
とろけるような甘い快感が押し寄せる中で、小さく囁いた。
創はほんの少し口元を緩めると、それを合図に一気に奥を突き上げる。
「はっ……、俺は生涯の全てをお前にくれてやったんだ。今さら……、っ、他の女に目移りするような間抜けたことはしねぇよ」
「っ……う、ん……！」
嬉しくて創の首に腕を回し抱きつくと、温かい鼓動の音が聞こえた。
そして、ついに天辺まで昇り詰めたその瞬間パチンと何かが弾け飛ぶ。
「はぁっ……！ はぁっ、あぁんっ……！ ああぁぁっ―――」
同時に熱いものが放たれ、じわりと染み渡っていく。
しばらく繋がったまま余韻を楽しむ間にも、私はゆっくりと眠りに落ちていった。
―――おやすみなさいませ、お嬢様。
そう創の優しい声が頭上から届いた時には、すでに心は幸せいっぱいに満ち足りていた。
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