授業のお時間 | ナノ

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もしもシリーズ企画
〜Secret Lessonより〜
もしも教師と生徒が入れ替わってしまったら…?

※この作品は、本編とは繋がりのない番外編です。キャラ崩壊や仮想設定が苦手な方はお戻りください。
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「まずは先週の課題のチェックから始めようか、加賀くん」

 頂いたお茶を一口啜りながら隣に座る男子生徒へと私は視線を向けた。

「そんなことしなくても俺が満点以外取ったことないだろ? 真菜センセ」

 わざとらしくそう言い放つ彼は、私が担当する家庭教師の一生徒。
 いつものことでありながら清々しいほど嫌味な笑みを浮かべてみせる。

「それはそうだけど……だったらどうしてわざわざ家庭教師なんてつける必要があるの? 私の授業なんか受けても加賀くんだって退屈でしょ?」

「まぁ、そりゃ退屈だけどな。暇潰しくらいにはなる」

「なっ……!」

 呆れて返す言葉も出ない。
 ムッとする私の顔を覗き込み、彼はニヤリと笑って囁いた。

「たまには俺の為になる授業もしてみろよ」

「……はい?」

「教えられるのは英語や数学だけじゃないだろ?」

 意味深げに言うと、彼の手がスッと私の胸に伸びる。

「きゃっ……!? ちょっ、どこ触ってるの!?」

「へぇ? そういう声出すんだ? 真菜センセーは」

「いっ、今のは加賀くんが変なイタズラするからビックリしただけで……」

「だったら、もっと気持ち良いことしてやれば違う反応も見せてくれんの?」

「そういうこと言ってるんじゃ……っ、ひぁ!?」

 突然強引に引き寄せられたかと思えば、首筋をペロリと舐め上げ彼の手が私のスカートを捲りながら秘部へと触れる。

「やっ、やめて! 大人をからかわないで」

「からかってなんかない。真面目に授業を受けてやってるだけだろ? "保健の授業"を……なぁ?」

 低い声と熱い吐息が耳にかかり身体の力が抜けていく。
 何とか抵抗しようにも、私を押さえつける彼の腕はそう簡単には振りほどけない。

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