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診断メーカーを元に書いた140文字のお話。夢だったりオリジナルだったりいろいろです。





妄想してみてください
2015/01/14 21:07


「好きや」言ったのは一度だけ。彼女は目を見開いてそれから赤くなって「ウチも御堂筋くん好きや」とはにかんだ。
ぐっすりと眠る彼女にまたがった。彼女の頬を撫でるとたじろぐ。
愛し方なんて良く分からない。わからないけど御堂筋なりに彼女を愛してきたつもりだった。
(愛した分だけ返ってきたらええのに)
快活な彼女の周りには沢山の人がいる。沢山の人に同じように笑いかけて、会話する。自分にとって彼女は特別なのに、彼女にとっての自分は違うみたいだ。時々そう感じてして不安になる。
額を合わせて、ぎゅっと目を瞑った。
(ボクゥだけのもんになってや、)









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