帝王観察日記 | ナノ


まずはじめに、最後までお付き合いいただきましてありがとうございました。
めちゃくちゃ蛇足ですが、あとがきとか書いてみたかったのでちょろっとかかせてもらいます。

全部の話の中の至る場所でうわココこうしてれば幸せ生存エンドいけたのにな〜〜とか思いながらざっくざくメリバの方向に持ってったわけですけれども、皆さんは如何でしたでしょうか。

原作では最後まで帝王貫いて死んだDIO様であるから私も好きになったんですけれど、なんて言うんですかね、わたしは影があるキャラがとことん好きになるのでこういう創作ものだとそのキャラの影の部分をズルズル引き出して鬱にさせたところを金魚のポイですくい上げるみたいな、傾向というか癖があるんですよね笑
ご迷惑な話です。でも楽しいからしかたない。

DIO様なんてジョジョのどのキャラよりも泥臭くて人間臭くてたまらんですね。きっとあの人だって走り続けててどこかしら疲れてるにちがいないんだ…
100年海の底ってまあ寝てたなら別ですけど目が覚めてたら吸血鬼でも多少は気が違えますって。参考にカーズ様をごらんください。
ただ疲れとかマイナスな部分を見せれるような相手がいなかったんじゃないかな、まあディオのことだし!って思ってました。申し訳ない。DIO様の人間的な幸せは!?安息はどこよ!?DIO様天国行けてないじゃん!!やっぱ恋でもするしかないんじゃないのー!?!でも絶対恋人作れなさそーな人No.1(私の中で)に輝いてるけど大丈夫!?

というわけでメンタルケア役としてリリィのキャラクターが出てきたんですけれども。ある意味チートな悟り具合ですよねリリィ。あんだけぶっ飛んでなきゃDIO様の相手はできんよ。最後はリリィの人間的な部分も出したくて文構成に時間がかかったんですけれども(言い訳)
何枚プロットおじゃんにしたか…

DIO様って小説を軸に考えたら、プッチの能力については花京院の質問の時点で知ってたんですよね、時系列的に。
まあ、この話はオバヘブも軸に考えてますので、このお話の中での分岐点ってやつですかね。疲れてたんですよきっと、いろいろと。

DIO様がもだもだして悩んだり、一個人の事を気にかけたいのとプライドとの狭間でうろちょろしてる姿だったり、リリィもリリィで生に無気力故の人間味のないチート臭から段々人間性に近づいていく感じをうまーく伝えれていれば嬉しいのですが。書いていてとても楽しかったです。
実はこんなに暗めの話になる予定はあんまりなくて(ちょっとはあった)、私の嗜好を優先したせいでDIOさまをぐずぐずに書きすぎて批判くるんじゃないかな!やべえ!批判きたらランキングはずそ!って思ってたんですけれど、予想外すぎる反響きてしまって終わった今でもびびっています。ありがとうございます……
更新アンケートも海色までは届かずとも2位という、すいませんつぎは海色すすめます。


で。
アンケートでも拍手でも幸せなDIOリリ難民の方が多いので、プロットボツにしてた二人一緒エンドを近日うぷしようかな。なんて…言うだけってのはここでは良くあることなので期待せずお待ちください。

3部はきらいなキャラが全然いないくらい(大体どの作品でもいないけど)だいすきなので、ここだけは読み取り違えて欲しくないんですけれど、私は承太郎と花京院もおんなじくらい愛しいです!いじめたいわけじゃありませんので、後日談を見て気を悪くしてしまった方いたらすみません。
ただ、承太郎の人間的な迷いをもっと書きたかったんですね…だってあの人4部以降でなんか、コミュ障こじらせて人生もだだ狂いなんだもの…

承太郎も色々抱え込んでるんだなあってこういう考え方する筆者なので許してください。そういう面の感情を二次創作で描写したい人間なんです。もうリリィはメンタルクリニックの先生になろう。
花京院についても、あの格好良く美しい死に様だからこそ惚れた身ではあるのですけれども、承太郎のメンタルとか花京院の青春を考えたらここでくらい!!!ここでくらい生き残らせてあげても!!!ええんとちゃうの!!!!!って思った次第でして。
だって承太郎とリリィだけ残らせたら承太郎のメンタルが潰れる(私の視点では)
承太郎とリリィと花京院っていうトリオも普通に可愛いなって思いました。


(4/1加筆)
質問がありましたのでこちらでお答えします。リリィの人間時代の名前の「東方百合」
の「東方」はまさか……と言われていた方、はい、めちゃくちゃ裏設定で仗助くんの遠い遠い親戚だとおもしろいなーと思ってそんな設定をしてました。苗字考えるのめんどくさかったてのもあるんですけどね(色んな人にボコられる準備)
まあこっち軸の四部ではきっと典くんも加わって大人組が杜王町で大暴れだ!仗助くんがんばれ!




というわけで、この話は実質的に終わりとなります。派生の話は気が向いたら。
お疲れ様でした。では、また次のお話で。

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