作品掲載「このあとめちゃくちゃ頑張った」夢豚様


料理が苦手な人間にとって「手料理が食べたい」というリクエストは拷問に近いものがあると思います。出来たらとっくにやってるんだよなぁ…と遠い目をしつつ、そう言われてしまったからには作るしかない。私はカレーでさえ時々しゃりっとさせてしまうタイプなので身に覚えがありすぎます。料理は火加減。炭治郎くんに弟子入りするしかない。
さて、そんなお料理苦手系継子なお話を、夢豚さんが煉獄さんをお相手に書いてくださいました。果たして無事「うまい!」を聞くことは出来るのか?!
わくわくしながら主催の感想です。

>「君は料理が下手だろう?」
>「だから訓練させるべきだと思ってな!」
苦手なものを苦手なままにさせない。さすが煉獄さん、(自分は全く料理できないくせに)師範の鑑ですね!そんなふうに言われてしまったからには、やはりやるしかありません。師範の命令には絶対服従。それが師範と弟子という関係の宿命です。

本とにらめっこしながらお弁当を作る主人公。健気…。煉獄さんといえば柱の中でも一二を競うほどの大食漢ですので、やっぱりお弁当も大きくて豪華になりますよね。五段ともなれば最早お弁当というよりお正月のお節に近いですね。私だったら一段も埋められない。
>「うむ!相変わらず見た目だけはいい!」
いや言い方が酷いwww弟子には結構辛辣な煉獄さんです。しかも「まずい」連呼。もし私が主人公だったら泣いてますが、そんな中、煉獄さんのお口にあったものがありました!
だし巻き玉子!(とおにぎりと沢庵)これぞお弁当の定番!ちょっと形はいびつでもお腹に入ってしまえば関係ありません!
本来は《まずいもの厳禁》な当サイトですが、登場人物の心が揺れるような食べ物であれば特別にOKとしております。美味しいだし巻き玉子、全く問題ございません!

すっかりお弁当を食べきってまったりする二人。お腹いっぱいで眠たそうに目を細める煉獄さん可愛すぎかよ…と頭を抱えます。異国を感じさせる髪色に考え事をしていれば、なんと!目の前には師範の美しいお顔が…!
そして髪カーテン…!!!大好きなやつ頂きました。一番食べたかったの絶対それやん〜〜〜!
主人公の次回作に期待しつつ、二人の今後の関係からも目が離せない素敵なお話でした。

美味しいだし巻き玉子、ご馳走様でした!

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