作品掲載「落ちた月は甘い」ヨル様


お久しぶりの作品掲載です!しかもお相手は煉獄さん!やった〜!!!とリアルに叫びました。この世にまたひとつ推しのお話が生まれた...!こんなに嬉しい事はありません。しかも書いてくださったのは私のだーい好きな素敵夢書きであり素敵絵描きでもあるヨルさん...。うっとりです。

甘い物が好きで自分でもよく買うのですが、その筆頭が和菓子です。洋菓子も勿論好きなのですが、あのはんなりとしたフォルムと優しい甘さが好きなんですよね...。お饅頭とか練り切りとか、スーパーでもついつい手に取ってしまいます。
今回ヨルさんが書いてくださったのはそんな美しい和菓子のお話です。ただの羊羹じゃない。黄金色の芋羊羹ですよ!見た目といい素材といい煉獄さんみを感じずにはいられません。もはや芋羊羹=食べられる煉獄さんです。(何を言っているんだ)
以下、意味不明な事ばかり言う主催の感想です。

> 自身のものとは違う、静かに燃え揺れるような炎をうつして、杏寿郎の目がチリっと輝いた。
この一文を読んだ瞬間、ほぅっとため息を吐いてしまいました。あまりの素晴らしさに脳内で瞬時に映像化された。自分と同じ色の刀、同じ呼吸を使う隊士を見つめる煉獄さん。あぁ格好良い。食に興味のない主人公を放っておけない所もさすが柱というか、兄貴感がありますね。

干し餅という食べ物を知らなかったため調べてみたのですが、秋田や青森といった雪国で作られる保存食なのだそうですね。主食というよりはお菓子寄りなのかな...。(違ったらすみません)
> 正直に言うと口に合わない。
正直でかわいい(笑)でも不味いと口に出さない所に育ちの良さが伺えます。たとえ口に合わなくても隣でそれを食べている人がいれば自分も食べる。それが煉獄杏寿郎という男!
あまりの食事に見かねて街へと降りてきた二人。え、煉獄さん石鹸の匂いがするんですか...?え?しかも頭ポンもしてくれるんですか...?惚れるしかないやん...。

蝶屋敷のお風呂でさっぱりした所で振る舞われる芋羊羹。夜の世界に生きていたはずの主人公に訪れた、甘やかで優しい平和なひととき。なほちゃん・きよちゃん・すみちゃんの笑い声がより一層その場を柔らかな空間にしているように感じます。ウッ...尊い...。
煉獄さんの「美味いか!」に「う、うまい、です」とつられてしまう主人公、分かります。私も煉獄さん推しになってから「美味しい」より「うまい!」を言う回数が格段に増えました。

《美味しいものをアナタと》というコンセプトでこの企画を立ち上げましたが、「好き」「美味しい」だけでなく、「嫌い」や「不味い」といった一見ネガティブな感情も生きていく上では大切な感情だよなぁ...とヨルさんの作品を読んで改めて感じました。
からくり人形のようであった主人公を幸せでいっぱいにしてくださった煉獄さんに感謝です。任務明けの芋羊羹が二人のルーティンになっていったら素敵だなと思いました。

美味しい芋羊羹、ご馳走様でした!

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