作品掲載「甘いエンディングを」かえる様


美味しい物を食べるうえで絶対に欠かせないもの。それは飲み物です。和食には緑茶、洋菓子にはコーヒー、辛いものにはお水、と食べ物と飲み物はいつでもセットですよね。(と言いつつ、私は何にでも紅茶をあわせる適当な女なのですが...)
沢山の夢書きさんのおかげで、当サイトにもだいぶ美味しい物が増えてきました。「そろそろ喉が乾いたなぁ」というタイミングでかえるさんが飲み物のお話を提出して下さり、本当に感謝しかありません。ありがとうございます。ありがとうございます...。
しかもただのシャンパンじゃあない。なんと、ベリーの入ったシャンパンです!めっちゃお洒落...。こんなにお洒落な物を頂いていいんでしょうか...?なんだか慣れなくてそわそわしちゃいます。
以下、そわそわ落ち着かない主催の感想です。

小さい頃に観た映画って、何となく覚えていたりしますよね。特に女の子はどんなに小さくてもやっぱり女の子で、恋愛映画のワンシーンに憧れる気持ちはよく分かります。
実は、メッセージで「シャンパンベリー」という言葉を目にした時から、私の中にもある映画のワンシーンが浮かび上がっていました。作中に散りばめられたヒントを頼りに検索した所、それで正解だったようで嬉しかったです。恋愛映画と言えばコレですよね!

付き合って三年目の記念日に訪れたちょっとお高めのレストラン。可愛い恋人を可愛いって言って何が悪いんだ?と意地悪く微笑む炭治郎くんにどきどきしてしまいます。えっ、君は本当にあの炭治郎くんなの?と良い意味で動揺が止まりませんでした。素敵なお店もさらっと決めちゃうし、新調したドレスも褒めてくれるし、人たらしに拍車がかかっている...!!!

前髪を下ろした炭治郎くんにメロメロになっていると、二人の前に恭しくシャンパングラスが置かれます。金色の液体に浮かぶ真っ赤な苺は、主人公にとって憧れそのもの。こういうちょっとしたサプライズが上手な男性がモテるんですよね...。主人公の部屋で炭治郎くんが一人映画を観てこれを思い付いたのかと思うと愛おしくて仕方がありません。

> 「この後、俺が何を言うか...分かるだろう?」
なんて情熱的な殺し文句なのでしょう...。恋人の好みをどこまでも熟知している炭治郎くん。シャンパンベリーの後は赤い薔薇の花束まで用意しているなんて!これで落ちない女性はいないでしょう...!さすが長男。君は出来る男だ...。

原作ではしっかりしているようでちょっ抜けている炭治郎くんが、かえるさんの手にかかればあっという間に立派な紳士に変身です。まるで読んでいるこちらまで映画のヒロインになったような、本当に素敵な作品でした!

美味しいシャンパンベリー、ご馳走でした!

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