作品掲載 「soup」 愛様


学校という場所が好きです。机の落書き、声の響く廊下、水溜まりの出来たグラウンド。今思い出すと何もかもエモく感じるのは、私の心が薄汚れてしまたったからでしょうか...。当時は早く大人になりたくて仕方がなかったのに、いざ社会に出てみると「学校楽しかったなぁ」って思ってしまうんですよね。不思議なものです...。
そんな学校大好きマンな私のために(私のためではない)
愛さんがキメ学軸のお話を書いてくださいました。しかもお相手は義勇先生!!普段は冨岡先生と呼んでいますが、今日からは義勇先生と呼ぼうと思います。主人公も義勇先生も可愛かった〜♥
以下、主催の感想です。

>「俺は生徒とは付き合わん」
さすが義勇先生。開口一番がもう言葉足らずでモヤモヤします(笑)もし私が告白した女子生徒だったら「じゃあ卒業したら付き合ってくれるんですか?!」と追撃してしまいますが、お話に出てきた女子生徒は簡単に引き下がったようでちょっと安心しました。話が拗れなくて良かったですね義勇先生!

告白を目撃したあとは宇髄先生からの合コンのお誘い。適当な嘘でも吐けばいいのに、「俺は行かない」としか言わない義勇先生にさらにモヤモヤします。
この時点では主人公→義勇先生の片想いのお話かと思っており「ヤキモチ妬いちゃう主人公可愛い〜!」と思っていたのですが、なんと!実は二人は恋人同士だということが発覚!!!これは穏やかじゃいられません。学校大好きマンは実はオフィスラブ大好きマンでもあるのです!しかもただお付き合いしていると言うよりは既に同棲してるっぽい...。先生方のプライベートを覗き見しているようでドキドキします。

職場での失敗に自己嫌悪しながらもちゃんとご飯を作る主人公。社会人の鑑じゃないですか...?しかも冷蔵庫にある食材でぱぱっと何か作っちゃうなんて女子力の高さを感じます。“冷蔵庫の物でぱぱっと”は高等技術ですよ...。
お料理中も義勇先生からの連絡はなし。同じ職場で働いているのだから「合コンには行かないし、俺が一番好きなのは主人公だよ」くらいのフォローの一つも欲しいところですが、義勇先生には難しいんですかね...(笑)

と、思っていたら義勇先生ご帰宅。手には約束のDVD。優しい笑顔にモヤモヤしていた心がスっと平穏を取り戻します。
> 腰に回った義勇さんの右手が、背中のエプロンのリボンをするっと解く。
ここ、めちゃくちゃエッチじゃないですか...?無愛想なのは学校だけで、家で恋人といる時はそんな大人な事まで出来ちゃうんですか先生...。好きです。

気が付けば、お鍋の中身はみんな義勇先生の大好物。一見すれ違っているようでも、心はちゃんと繋がっているんですよね。二人の熱々ぶりに読んでいる私の心までほかほかになりました。

美味しいスープ、ご馳走様でした!

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