静「帝人、帝人、帝人」
帝「なんですか?静雄さん」
静「帝人…お前だけなんだ、お前さえ居てくれるなら俺は…命だって捨ててやる!
だから、お前だけは側にいてくれ…頼むからずっと、死ぬまで側にいてくれ」
帝「僕はずっと静雄さんの側に居ますよ…だってほら…」
少年が指を指した方を見ると
足首に無数の傷痕
帝「静雄さんが僕を歩けなくしたんですから、僕は必然的に貴方のずっと側にいなきゃならないんですよ」
静「すまねぇ…でもそうでもしないとお前が居なくなりそうでよ」
帝「静雄さんが僕を傷付けなくたって、僕は貴方の元を離れたりなんてしませんでしたよ」
静「でもよ…」
帝「大丈夫です、ずっと…ずーーーっと側に居ますから」
そう言って少年は青年を抱き寄せ、頭を撫でてやった
貴方が(お前が)死ぬ時は
僕も(俺も)一緒に死ぬ時です(だ)
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