「みっかどーー」

ドアの向こうから幼馴染みの声がする

「なに?また来たの正臣」

そんな彼の突然な訪問にも慣れてしまった

「おうよ!愛しの恋人に会いにこのイケメン正臣様が来てやったんだぞ、ほら感謝したまえ」

「あぁ、はいはいありがとうね」

「なんだよその素っ気ない態度!俺泣いちゃうぞ」

「勝手に泣けば?」

「ちぇっ、可愛げねぇな。ま、そんな所も好きなんだけどな」

「っ!!は、早く部屋入ってよ!開けたままだと寒いし!」

「じゃぁ、遠慮なく…おじゃましまーす」


僕の部屋なのにまるで自分の部屋の様な態度で入る姿に苦笑いを浮かべたが、そんな所も彼の長所だと一人納得して開けっぱなしだったドアを閉めた


「おっ!炬燵あるじゃん!」

「うん、この頃寒さが厳しくなってきたからね…これ無いと生きていけないよ」

「ははっなんだよ爺さんみたいな事言い出して。でもまぁその気持ち分からんでも無いなぁー。あぁー、あったけぇ」

「ふふっ正臣こそお爺さんみたいになってるよ」

「なんだとー、だったら帝人もこっち来いよ!」

「うわっ!?ちょっと急に引っ張んないでって、ひぁっ!」

「俺、ナイスキャーーッチ!」

急に引っ張られたから転びそうになった所を正臣に抱きつく形で何とか転ばずにすんだ……けど何かこの体勢恥ずかしいな

「大丈夫か?」

「う、うん!だからもう離しても大丈夫だよ」

「……やだ」

「え?」

「このままの方が温まるから、このままでいいか?」


なんて真剣な顔で聞かれたら、これが惚れた弱味ってやつかな?断れなかった


「あ、何なら帝人の膝枕でも…ぐぼぉっ」

「調子に乗るなっ!」


それから他愛ない話をして、僕がちょっとうとうとしだした頃

「ん?眠いか?」

「うん、ちょっとね」

「じゃぁ、そろそろ寝るか」

そう言っておもむろに腕を差し出された


「へ?」

「ほら!」

「なに?」

「ほーらっ!」

「だから何?」

「う、腕枕してやるって言ってんの」

「えっ!?じゃ、じゃぁ…お願いします(?)」

「うん」


顔をあげるとすぐ近くに正臣の顔があって…
こんなんじゃドキドキして寝れないじゃないか!




炬燵と君の体温と



(耳まで真っ赤にして可愛いなぁー)
(まぁ、俺の帝人だから当然か)



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーend


ツイッターの羽紫ちゃんに捧げます!
ほぼ会話文な上にgdgd感が否めない駄文でごめんねっ(><)
あとせっかくの炬燵ネタを活かせず申し訳ないです(´;ω;`)

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