右みて左みて


塵芥虫「あいあーい、三度目ましてごみーちゃんでっせ。そろそろ名前だけでも覚えてやっておくれな〜。塵芥虫(ごみむし)、はい、りぴーとあふたーみー、ごみむし」
信天翁「ごみむし!」
塵芥虫「おおう、驚いたじゃまいか。急に大きな声出されたらうっかり成仏しそうになりますがな」
信天翁「あっはっは!それはすまなかったなぁ!大きい声で話すのは某の癖なんだ、あっはっは!」
塵芥虫「忍びとしてそれダメダメじゃまいか」
信天翁「大丈夫!任務の時は口を開かないようにしているからなぁ!あっはっはっはっは!」
塵芥虫「普通過ぎて突っ込みづらいなぁ」
青柳「あらぁ、あっくん何してるのぉ?」
信天翁「おぉ、柳さんじゃあないか!何やら【次はオマエダ】と書かれた怪文書のようなものが届いてな。なんだなんだと来てみれば雑談のげすととやらのことだったらしいのだ!あっはっは!」
青柳「もぅ、あっくんたらそんな楽しそうな呼び出し、どうしてあたしも誘ってくれなかったのぉ?」
塵芥虫「おいこら忍びェ…。怪文書に普通にホイホイされて大丈夫かい?」
信天翁「大丈夫だ、問題なぁい!」
青柳「だってその場合正当防衛でついうっかりばーらばらにしちゃってもいいんでしょお?」
塵芥虫「かっくしん犯!かっくしん犯!(某おっくせんまん)」
信天翁「ん? 見たところそなたはなんだか透けてる気がするのだが?」
塵芥虫「だって僕お化けさんだもの。ごみを。」
青柳「あらぁ、ということは切断し放題じゃなぁい!(大鋏取りだし相手のお腹目掛けてシャキーン)」
塵芥虫「うわ何するんだやめry
青柳「……駄目だわぁ。切り答えがちっともないもの(´・ω・`)」
信天翁「あっはっは、残念だったなぁ、柳さん」
塵芥虫「ふーやれやれだぜ。危うく死ぬところだったじゃまいか。もう死んでるけどぬ」
青柳「切れないものなんて詰まらないわぁ。切る感触感覚がとっても楽しいのに」
塵芥虫「そもそもお化けさんなんだから切れないってわかるじゃまいかーむきぃ!」
青柳「だってほらぁ、切りかかっても怒られないじゃない?」
信天翁「あっはっはっはっは!柳さんは昔から色々やらかしてるからなあ、要注意人物の一覧に入っているらしいぞお!」
塵芥虫「恐ろしい子…!」

╋╋╋

◆信天翁(あほうどり)
元生物アホウドリ。
白書組45歳。男。鳥組。
自称発明家。という名のもの作り好きな器用なおっちゃん。
発明品(らしきもの)は7割方ガラクタ。3割ほどそこそこ使えそうなものが出来る。よく自慢の発明品として友人にプレゼントしてるがガラクタでしかないから友人も困ってるらしい。
身長190でガタイもいいし器もデカイ。筋肉ムキィ。
青柳さんとは主従関係で従者側。
阿呆(あほう)という名前の義肢職人の娘がいる。

◆青柳(あおやぎ)
元生物バカ貝(青柳は別称)。
白書組45歳。女。魚組。
切断大好き切断狂。切りかかった後に切ってもいい?と事後承諾する困ったさん。綺麗な手足首や変わった手足首を切断して加工してコレクションするのが趣味。棚に並べてはきゃっきゃウフフしてる。
服から食べ物から何から何まで赤色を好む赤色に魅いられた人。
化猫さんに通り魔して六本指の右手をチョンパしたのはおまわりさんこいつです。
信天翁さんとは主従関係で主人側。
馬鹿(うましか)という名前の設計士の息子がいる。

╋╋╋

塵芥虫「おまわりさん彼女でっせぇえ!化猫君の右手チョンパしていった通り魔は彼女ですがなぁあ!じっちゃんの名に懸けて、真実は今一つ!」
信天翁「あっはっはっはっは、色々混ざってるぞお! いやあ、あれは不運だったなあ。流石としか言いようがない運のなさだったな化猫殿は」
青柳「あらぁ、失礼しちゃうわぁ。ちゃあんと聞いたわよぉ?その六本指の手素敵ねぇ、あたしにちょうだぁいって」
塵芥虫「おおう、この溢れ出る事後承諾感」
信天翁「そうかそうでないかと言われれば事後承諾だなあ」
塵芥虫「ほらみソラシドォ! 流石の化猫君もこれには激おこしたんじゃまいか?」
信天翁「『畜生、持っていかれた』とは言っていたなあ、あっはっは!」
塵芥虫「ちっきしょーう!所詮はひずまにか…!」
青柳「でもいいじゃなぁい。あたしの息子達がもっといい手足(義肢)作ってあげてるんだからぁ」
塵芥虫「君は作ってないのかい」
青柳「あたしは長さを調節する役割なのよぉ。肉体の方のねぇ☆」
塵芥虫「君の主人だろ早くどうにかしろよ」
信天翁「あっはっは!その事に関しては十にも満たないうちに諦めた!」
塵芥虫「諦めないで〜(真矢○きボイス)」
青柳「なぁに?これでも結構譲歩してる方じゃなぁい?」
塵芥虫「などと供述しており」
青柳「やぁねぇ、人を悪者みたいに」
信天翁「あっはっはっはっは。悪役ではあるなあ、柳さんは」
塵芥虫「もう何なんだい全く…」
青柳「何なんだいと聞かれたら」
信天翁「こたえてあげるが世の情け!」
青柳「世界の破壊を防ぐため」
信天翁「世界の平和を守るため」
青柳「愛と真実の悪を貫く!」
信天翁「らぶりーちゃーみーな敵役!」
青柳「青柳!」
信天翁「信天翁!」
青柳「真庭をかける自由気ままな二人には!」
信天翁「ほわいとほーる白い明日が待ってるぜ!」
塵芥虫「にゃーんてにゃ!」

\ソォオーーナンスッ!/

塵芥虫「おいおい今の流れは無印時代の口上じゃまいか」

\いけ!塵芥虫、君に決めた!/

塵芥虫「うわ何するんだやめry(ポンッ)」
信天翁「おおっ?なんだなんだ」
青柳「なぁにぃ?大人しくその塵芥虫ちゃんを渡しなさぁい、ジャリガール。とでも言えばいいのぉ?」
信天翁「あっはっは!なら某は自作の絡繰人形に頭から食われればいいのかあ?」

\よし、塵芥虫!10万ボルト!/

塵芥虫「無茶振りスギィ! どうあがいても僕あれじゃまいか。むしとゴーストタイプのヌケニン的なヤツですがな」

\わかった、ならば塵芥虫のほろびのうた!/

塵芥虫「ボエ〜(塵芥虫リサイタル)」
青柳「み、耳、耳がぁあ!」
塵芥虫「ほろびのうたはバルスじゃ、ない!(集中線)」
信天翁(柳さん、ここは雑音で飛ばされた感じでいくべきだ)
青柳(成る程ねぇ、わかったわぁ)
塵芥虫「忍びらしく目で会話してる…だと?任務時は口閉じるの本当だったのね信天翁君…。内心ちょっとお馬鹿さん入ってるのかなと思ったとかそんなそんなry」
青柳(じゃああっくん行くわよぉ)
信天翁(いつでもいいぞ)
青柳(せーの、)
青・信「やな感じー!(と言いつつ画面からはけて行く)」

[自由気ままな二人を退けたサト…歪無とピカチ…塵芥虫。二人の雑談はまだまだ続く]
→to be continued

╋╋╋

塵芥虫「雑談の終わらせ方無理矢理過ぎですがな」

だってなんだかだってだってなんだもん

塵芥虫「ゴミーフラァアッシュ!」

め、目が、目がぁああぁあ!

塵芥虫「さっき聞いたわ」

ウィッス_(:3」∠)_
落ちが無いと落ち着かないネ。落ちだけに

塵芥虫「通報した」

えっ

塵芥虫「通報した」


俺達の雑談はこれからだ!
ご愛読有難う御座いました!!
歪無先生の次回作に期待しないでください!




2014/04/03 23:59



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