書庫 長編小説 小国アリシエウスの騎士であるラスティは、ある日、王からひと振りの剣を託され、国を出ることになる。それは、かつて破壊神が世界を滅ぼすのに使ったという伝説の剣だった。 ※完結しました。 赤い瞳の魔具技師 (なろう版) 巨大な木の下に広がる街で、魔術機関の研修生として、そして魔具技師の見習いとしての生活を送るレン。修業に勉強に励むその合間に繰り広げられる、友人たちとのささやかでたまに過激な日常。『アリシアの剣』から2年後の物語。 ※『アリシアの剣』のネタバレを少し含みます。“小説家になろう”様にてネタバレ無し版を公開中。 銀影のイリス 月夜に淡く光る銀の髪に、類稀なる銀の瞳。魔性の美しさを持つ彼女の眼差しは灰へ帰す。“邪眼”を持つ美しい少女と、人ならざる力を持つ異能者たちの物語。一話完結もの。 透澄の翅衣 ソフィア・アボットは侯爵家の令嬢でありながら、新米の騎士だった。そんな彼女の目下の悩みは、トラブルの中心にいる同期の騎士ユーノのお目付け役を押し付けられていること。いつも事を大きくしてしまうユーノに頭を抱えるソフィアだったが、そんな彼女の心境などいざ知らず、新米騎士が行く遠征までも彼と組まされることになってしまった。 北の果ての遠征先の生活はなんとかうまくやっていたのだが、あるとき偶然目にした貴重な布地がユーノに変化をもたらして――。 ※“小説家になろう”様に飛びます。 短編小説 蒼空に魂を 白い世界で蒼い空を望み、遠い過去に想いを馳せて最期のときを臨む。 古桜花影 古い桜の木の下に佇む女人。彼の者の名は。 天の墜ちる世界で 天の墜落。それが今世界が見舞われている危機。天を支える塔の建設によりなんとか事なきを得ているが、ついには天使すら落下した。宇宙に逃れる術もなく、ただ墜ちる空を見上げるだけの世界で出会った、ある化学者と天使の記録。 ※“小説家になろう”様に飛びます。 デウス・エクス・マキナ(なろう版) 「でもね、少しだけ感謝しているの」 前に一度、姉は穏やかな表情でそう言った。人類に脅威が迫るこの現状を、姉はそうして受け入れたのだ。 「あのとき神が現れたから、私は、2人を失わずにすんだ」 だが、カシェルは納得できなかった。その神の所為で、カシェルのささやかな幸福と夢想した未来が永遠に失われてしまったのだから。 かつてこの地にあった人間の抗争。互いを削り合う戦いに終止符を打ったのは、神だった。 これは、因果なき終幕を迎えた少女の、その後の物語。 ※“小説家になろう”様でも公開中。 |