あとがき 「アリシアの剣」、終わりました。 ようやく、というのが正直なところ。 一度書いたものを手直ししつつの掲載だったため、サイトを立ち上げた当初は1年くらいで終わるだろうと思っていたのですが、気付けばもう2年と8ヶ月。ままならぬものです。 リアルでいろいろと避けられない行事があったのもまた理由なのですが、いろいろと悩んでしまい……その所為でもやっとしたところが結構あるんじゃないかと思います。終わりが見えてくるにつれて、とりあえず書き終わることが目標! という感じになってしまいましたし。たくさんの課題が残る作品となってしまいました。……どこが課題かもはっきり把握できていないのですけれど。 それでも、細かいところはともかく、結局はこんな感じで終わってたのだと思います。いろいろと変えるつもりだったんですけれど、結局変わらなかった。これから加筆訂正することがあっても、増えたり減ったりすることはありこそすれ、きっと全体の流れは変わらないのだと思います。 それにしても……まさか主人公に一番悩まされるとは思いませんでした。 真面目で優柔不断なラスティ。全く動いてくれませんでした。同じく真面目なユーディアも同様。むしろ、めちゃくちゃやらかすレンやグラムたちのほうがよく動きました。だから、中盤以降はラスティ編よりもグラム編のほうが更新が早かったり。記録に残っていないので、確かなことは言えないんですけれども。 なんにせよ、神の剣を手にした青年の物語はここで終わらせていただきます。 このミルンデネスは舞台として大変気に入っているので、これからも書き続けることになると思います。 そのときもまたお付き合いいただければ幸いです。 それでは最後に。 読者の皆様、ここまでの長く拙い文章を読んでくださいまして、ありがとうございました。 [小説TOP] |