↓あらすじ
「週末の深夜、気まぐれに私の部屋にやってきては、好き勝手に抱いては帰っていく彼。彼は、仕事でどんなことがあったかなど、自分のことは何も話さない。
そんな生活にいい加減に飽きてきた私は、彼を少しでも知ろうと、ある日突然彼の仕事場へ行くことを思いつくのだが…」
3,2,1,wolrd end
――やるだけやったらさっさと帰る。それも潔く。会話をする隙すら与えずに――
「週末にセックスをしに来るだけの男」との関係に、先も終わりも見えなくなった私は、関係を終わらせようと、彼の会社へと向かった。
そこで、私は彼の正体を知ると同時に、彼と契約を結んだ。
――恋人契約を――
だが、その契約にも、タイムリミットがやってくる。
やるだけやったら、さっさと帰る。後腐れなく別れるためなら、金でどうにでもする。そんな彼の心を動かしたのは、お金でどうにでも出来ない女だった。
presented by 朋河小夜