これまで二着三着にくると考えられる馬を選ぶことは得意としてきたのが私の馬券。
多点買いとはいえ三連単で的中率15%を越えていたのは、そのあたりがOKだったためです。
しかし一着に指定する馬を選びきれず、数頭を指定したり、六頭のボックス買いにしていため、買い目が一二〇点という多点買いになり回収率が伸びなかったのです。
そこで私は自分より少ない点数で勝ち続けている方に教えてもらいました。
ここでも競馬におけるレシピを私は作り上げたのです。
レシピたる馬券術を全て細かく語ると本が何冊も書けてしまいそうですから簡潔にいいます。
軸馬選びに参照するデータを最小限に絞ることを学んだおかげで、その後は一着指定も上手くいくようになりました。
血統と過去出走成績、そして距離適性だけにデータを絞り、これまで通りピックアップした六馬の中から、一着に来る馬を選ぶようになってから、非常に明快でシンプルになりました。
それに伴い回収率も伸び続けました。
二十点での勝負に新たな迫力と勢いが出てきたのです。
自分自身の誇る最高のレシピが競馬において誕生したとき、私は100%ポジティブな気持ちで競馬に関われるようになりました。
二十点にして半年後には的中率が12%を越えるようになり、点数を1/6に減らしたのにも関わらず、的中率はわずか3%の低下にとどまったのです。
≪三連単一二〇点≫
2004年10月〜有馬 36%
2005年 165%
2006年前半 79%
※06年後半は新馬券試行のため対象外
≪三連単二〇点≫
2007年 3091%
2008年 199%
2009年 473%
2010年 1711%
07年は年明けから五週間ラッキーパンチが入ったのもありますが、二十点に変えてから回収率の伸びは歴然としています。
2006年6月25日、京都競馬場で宝塚記念が開催されたあの日。
単勝1.1倍一番人気のディープインパクトが、二着ナリタセンチュリーに四馬身差で圧勝したあの蒸し暑い雨の日に決断を下したことで全てが変わりました。
今振り返ると、決断を下したあの日に今日という未来は決まっていたのだと感じます。
何においても決断から全ては始まる。
競馬において、人生において決断をすることの恩恵に与る事が出来ました。
あなたの決断は何でしょうか。
結果に感動を覚える馬券で勝負する。
今のような微々たる回収続きの結果に二度と納得しない。
二度と連敗街道に入らない。常勝街道をひた走る。
お一人お一人さまざまな思いをお持ちでしょう。
あなたが競馬において、素晴らしい決断を下されることを私は願っています。