※イラストはどれもクリックで拡大可能です

りんごパイさんから「輝く平原の物語　感想本」（文庫約50p）というものをいただいたのですが、それの表紙絵です。二人の後ろ姿に青空と平原の背景という、完全に「わかっている人」のイラストですよこれは！　サイラスのローブに光があたって明るくなっている表現が好きです。こういう楽しそうな後ろ姿を見たくて私はこの話を書きました…。

※以下、連作本編の軽いネタバレがあります



上巻の扉絵的なイラストです。本編15年前のプロローグのイメージですね。後ろのあの人の服装を見て私は興奮しました。小さいサイラスは文句なしにかわいい…。こんな子供が天真爛漫に行動したら周りは散々振り回されたんだろうな…と思いました。


下巻の扉絵的なイラストです。「道しるべの魔法使い」で語られたすれ違いシーンですね！　このテリオンの悪ガキ感が大好きです。テリオンの視線の先にいるキャラの姿も思い浮かぶような構図だと思います。


背中合わせのアーフェンとテリオンは「双曲線の交わる場所」の戦闘シーンから、微笑するオフィーリアは「その瞳に星は宿る」のラストシーンからです。背中合わせになると背丈の違いがよく分かります。焦った感じのアーフェンと冷静なテリオンの対比がいい…。
オフィーリアは輪郭にぼかすような処理がされていて、テリオンから見た彼女はこういうふうにあたたかい雰囲気で映ったのかなと思いました。


どちらも「果敢なき実りを胸に」のイラストで、上のハンイットとプリムロゼは廃教会への潜入シーン、下のプリムロゼとサイラスは回想シーン（踊子四章後）です。プリムロゼの表情の豊かさが楽しい！　それぞれ別種の鈍さを持つ狩人・学者といると踊子の様々な側面が見られていいですね！


「果敢なき実りを胸に」でテリオンがコーデリアの名前を呼んだシーンです。このシーンは自分でもお気に入りだったのでイラスト頂いて大喜びしました。この表情めちゃくちゃ好きです。繊細で薄めの主線で表現されているのがまた雰囲気があっていい…。


「授業の終わり、家路のはじまり」で門を見下ろす崖に座っていたサイラスに、テリオンが後ろから声をかけるシーンです。いろいろ乗り越えた後の二人は当たり前のように普通の距離感でいてほしい、という私の願望が最大限に汲まれたシーンチョイスです。テリオンが上からサイラスを軽く見下ろして、サイラスが顔を上げた瞬間（少し二人の距離が近づいた瞬間）ということがよく伝わってきてとてもいいと思います！　テリオンの体の形が分かる陰のつき方が好きです。


こちらはりんごパイさんの同人誌「最初の盗賊」に寄稿したゲスト原稿「若葉のワン・ステップ」のお礼に頂いたイラストです。トレサは可愛いしプリムロゼの肩が色っぽいし全員揃っていてにぎやかで楽しい！　トレサがミニキャラの仲間たちを背負ってるようにも見えて可愛いです。

こんなにたくさんのイラストをいただいていました。本当にありがとうございました…！


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