夏だ!海だ!
レメンカ「今年も来たね!夏!」
イツキ「浜辺!海!」
セルア「そして水着、ですね」
リジェ「それはないわ」
※セルアはブーメラン水着
セルア「そうですか?」
レメンカ「さすがに…」
タツヤ「ある意味すげーわ」
フィア「リジェ、胸触らせて」
リジェ「良いわよ?」
シグルド「よくない!リジェール、恥じらいを持て!フィアさんも、女の子がそんなこと聞いてはいけません!」
フィア「けち」
イツキ「早く泳ごうぜ!」
タツヤ「待てよ、イツキちゃんと準備体操をだな…」
セルア「そうですよ。しっかりやれなければ、体を壊しますからね」
レメンカ「あ、私飲み物買ってきます」
フィア「付き合うよ」
リジェ「私も行こうかしら」
シグルド「俺もあとから行きます。お気をつけて」
レメンカ「はーい。行こう、フィア、リジェ」
フィア「うん……何飲む?」
リジェ「私緑茶」
レメンカ「私は紅茶」
フィア「わたしも紅茶にしよう…他は何飲むかな…」
リジェ「適当で良いんじゃないの?」
レメンカ「いやいや、さすがにそれは……」
「ねぇ、君たち暇?」
フィア「適当に炭酸で良いかな」
「あのさ」
リジェ「良いんじゃないの?男の子ってそういうの好きでしょ」
「ちょっと……」
レメンカ「あ、師匠は珈琲かも」
「聞けよ!」
フィア「は?なに、何か用?」
「俺たちと遊ばない?」
リジェ「めげないわね、貴方達」
レメンカ「えっ、これってNANPA?!」
「はは、そうなるかな。ね、どうかな?」
フィア「断る」
「まぁ、そう言わずにさ」
リジェ「連れが居るのよ」
「女の子だけで買い出しに行かせるような奴なんてほっときなよ」
レメンカ「一理ある」
リジェ「無いわよお馬鹿」
「ね、どうかな?」
フィア「しつこい」
「いいから来いよ」
レメンカ「きゃっ!」
リジェ「ちょっと、触らないでくれる?」
フィア「二人に触るな」
「大丈夫、遊ぶだけなんだから。ね?」
イツキ「俺の連れにちょっかい出してんじゃねぇよ」
「は?んだこの餓鬼」
レメンカ「イツキ!」
イツキ「そいつら俺の連れだから離せ」
「あーはいはい。正義のヒーロー気取りね。そういうの良いから。失せろ餓鬼」
イツキ「なっ?!」
シグルド「その手を離してもらいましょうか」
リジェ「シグルド」
「んだ、テメェもかよ」
シグルド「離せって言ってるのが聞こえないのか?」
「っ?!……っち、またね、お嬢さん方」
レメンカ「べーっだ!」
リジェ「ありがとう。助かったわイツキ、シグルド」
イツキ「…俺何もしてねーし」
シグルド「勇敢だったじゃないですか」
イツキ(守れねぇと意味ねぇよ…)
フィア「イツキ」
イツキ「んだよ」
フィア「ありがと」
イツキ「っ?!」
リジェ「イツキ、フィア、早くしないと行っちゃうわよ?」
フィア「待ってリジェ」
イツキ「っ〜!」
イツキ(あんなの、反則だろ…!)
(師匠?なにニヤニヤしてるんですか?…はっ、まさかリジェの水着姿に……?)
(それもありますが、なにやら浜辺特有の青春を感じましてね)
(師匠、おやじ臭いです)
[*prev] [next#]
[しおりを挟む]