態度の差
レン「うぅ…ここ暑いよ〜…」
フィア「レメンカ、水でも飲む?」
リジェ「随分な厚着をしているものね。街につくまで、頑張りましょう。」
レン「うん…二人ともありがとう…」
イツキ「なんか…フィアのやつ、やけにレメンカに優しいというか、素直というか…」
タツヤ「女の子同士仲良くするのは自然なんじゃないか?それともお前、あの時の事まだ根に持ってんのか?」
イツキ「ばっ…!ち、違ぇよ!?」
タツヤ「素直になれって」
フィア「何?なんかあるならいいなよ」
イツキ「…別に、なんでもねーよ!」
タツヤ「あー…行っちまった…。わりぃ、フィア。アイツの事、少し大目に見てやってくれ。悪い奴じゃないからさ。」
フィア「…別に、何も気にしてないよ。」
タツヤ「……はぁ。」
リジェ「大変そうね?”お父さん”。」
タツヤ「うわっ…リジェ、その呼び方は」
リジェ「分かってるわよ。…幼なじみの面倒は大変よね。まぁ、頑張りなさいな」
タツヤ「まったく、どいつもこいつも…」
レン「(何の話してたんだろ)」
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