お買い物



レン「ねぇ、タツヤ。明日、お買い物に付き合ってくださる?新しいお洋服が欲しくて」

タツヤ「お…おぅ。いいぜ」



ーその夜ー


タツヤ「おい、イツキ!俺、レンにデ、デートに誘われちゃったぜ」

イツキ「ホントかよ?良かったじゃね〜か!」

タツヤ「明日、どんな服着ていこうかな?あまり意識しない方がいいかな?『これどう?』とか言われたとき、そうすればいいんだ?俺、洋服の事とか、よく解らないぞ。ん〜。しかし、友達とはいえ、なんか緊張するな。まぁ、なるようになるか」

イツキ「まぁ、せいぜい頑張れよ〜」


ー翌日ー


タツヤ「レンまだかな〜」

レン「お待たせしました〜。馬車がハイジャックされちゃって〜」

タツヤ「おいおい。それ、笑顔で言う事じゃないぞ。大丈夫だったのか?」

セルア「ええ。私が全員まとめて騎士団にお供しましたよ」

タツヤ「うわわわ! びっくりした!いきなり出てくるなよ!」

レン「あ、師匠!早かったですね」

セルア「ええ。まぁ、乗客を全員避難させた後はもう、周りに気を遣わなくていいですからね。それはもう、やりたい放題でしたよ」

レン「じゃ、行きますか!」


ーShopping now!!ー


レン「これ可愛い!どうですか?師匠〜?」

セルア「そうですね〜。この色なら、こっちの方がいいのでは?それに、この靴はもう少し明るめの……これなんてどうでしょう?」

レン「なるほど。勉強になります!やっぱり、師匠に来て頂いてよかったです!」

セルア「いえいえ、お易い御用ですよ」

タツヤ「お…俺は〜。何の為に来たのカナ〜」

レン「え……?あ、荷物を持って頂こうと!」

タツヤ「笑顔で言われちゃな〜。まぁ、なるようになったか…」



ーその頃ー


イツキ「タツヤ、あんなに浮かれてたけど、どうせ荷物持ちだろうな〜。セルアとかも来てそうだし。はは、肩凝りそう」






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