原因
タツヤ「なぁ、イツキ。なんでセルアは俺のことだけ呼び捨てにするんだ？」
イツキ「さぁ？お前だけじゃなく、レンもだろ？」
タツヤ「あれは、レンはセルアの弟子だし。それに、前にレンが頼んだって言ってたぞ」
イツキ「じゃー、なんかセルアの気に障る事でもやったんじゃないか？」
タツヤ「………。いや、何も言ってないし、やってない」
イツキ「ホントか？ そういうのって、加害者は覚えてないけど、被害者は結構覚えてるもんなんだぜ」
タツヤ「いや、でも、会ったその瞬間から呼び捨てだったしな〜」
セルア「おやおや、お二人お揃いで、何のお話を？？」
タツヤ「単刀直入に言う。セルア、なんで俺だけ呼び捨てなんだ？」
イツキ「こいつがなんかしたんだろ？」
セルア「いえ、何もされてませんが」
イツキ・タツヤ「じゃ、なんで？」
セルア「なんとなく。ですかね。いきなり、初対面で＜ギガンテック＞なんてやられて、最高敬称を付ける気にはなれません」
イツキ「お前、初対面でやってたのか。タツヤ、帰れ」
タツヤ「やったのは＜ギガンテック＞だけじゃない。＜コロンブス＞もだ！」
イツキ「帰れ！」
セルア「お帰りください」
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